goo blog サービス終了のお知らせ 

羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

野口体操・おへそのまたたき

2006年10月08日 07時47分17秒 | Weblog
野口体操の動きのなかでも、この「おへそのまたたき」は代表格の動きです。
余分な筋力を使わずに、楽に上体を起こす。
「おへそのまたたきの原理」は、なめらかでしなやかな動きを生む基本原理だといえるでしょう。
『働く時間は短く・働く度合いは低く・働く筋肉の数は少なく』
野口体操:「省エネの動き」の象徴的なものです。

1991年野口三千三先生と養老孟司氏の対談も記録してある『DVDブック アーカイブス野口体操 野口三千三+養老孟司』春秋社では、その話を聞くことが出来ます。

このビデオ映像ですが、起き上がってくるきっかけは、床に触れて伸ばされている腕ををフッと上方に振り上げると、胸がふわっと浮き上がります。そのタイミングにあわせて一瞬間腹筋に力を入れて骨盤の向きを換えます。あとは足腰からも上体からも力を抜くと、上体は重さで引っ張れて流れていきます。

必見!見どころについて。
羽鳥の動きとしては、いちばんよく出来た「おへそのまたたき」ではありません。そこで見えてくるところがあります。
一瞬間、足に力が入って浮き上がっています。
それを感じた私は、すぐに力を抜きました。すると上半身はぶら下げられて、特に胸や首が残るのがわかるとおもいます。
そのあたりを参考になさってください。

この映像も、昨日のものに続いて、佐治嘉隆さんが撮影してくださいました。
動きにつれて左右方向に、携帯を移動させていますが、見事に上下のブレが出ていません。
さすがさすが!
そういったところも、ぜひ、見逃さないでいただきたい。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 野口体操・バランプレー | トップ | 野口体操・腕たてバウンド1……... »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
骨盤の向き (coucou)
2006-10-08 09:09:38
超初心者の私が度々こうして割り込んで良いものだろうか?と恐縮しながら、大先輩たちにはお邪魔虫かもしれないと思いつつですが・・・

「やすらぎのうごき」の練習の時に座布団ではなくバスタオルをまるめてお尻の下にして仙骨を下げる動きを何回かしておりましたら、骨盤の中がずい分と緩み、次に「おへそのまたたき」をした時にはっきりと骨盤の回転の動きを感ずることができました。あとは重さに流されます。新しい発見でした!が良いのでしょか?です。
返信する
こうしたコメント嬉しいです (羽鳥操)
2006-10-08 18:34:58
ブログ版「野口体操入門講座」もまんざらではないですね。

新しい発見をされるきっかけになって、やっている甲斐があります。

もう少し、続けてみたいとおもっています。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

Weblog」カテゴリの最新記事