羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

「デモクラシー2.0イニシアティブ主催の会」記者会見動画

2013年01月03日 13時25分55秒 | Weblog
 昨年末、参加型民主主義の実現を目指す個人・組織・団体のメンバーが集まって、「新たな参加型民主主義を考えるラウンドテーブル」が開催された。その報告・動画等の紹介をいただいた。
 主催したデモクラシー2.0イニシアティブ発起人・田坂広志からメールを一部貼付けます。

  *******
デモクラシー2.0イニシアティブの、まず当面の目標は、
夏の参院選までにネット選挙解禁を実現し、
活発な国民的議論を促し、
投票率を圧倒的に高めるだけでなく、
多くの国民が政治に参加する状況を生み出していくことです。

下記に、このラウンドテーブルの記録動画や
デモクラシー2.0イニシアティブの発足記者会見の動画など、
関連情報をお送りしますので、
年末年始のお時間のあるとき、ぜひ、ご覧ください。

 中略
 12月24日(月)に、
 デモクラシー2.0イニシアティブ主催で、

 「新たな参加型民主主義を考えるラウンドテーブル」

 が開催されました。

 このイベントでは、
 「参加型民主主義」の実現をめざす
 個人、組織、団体のメンバーが集まり、
 各党で活躍する議員や党員の方々を招き、
 「新たな参加型民主主義の在り方」について
 意見交換を行いました。

 当日の登壇者は下記です。

 自民党 平将明 衆議院議員
 民主党 福山哲郎 参議院議員
 みんなの党 松田公太 参議院議員
 日本未来の党 代表 嘉田由紀子 滋賀県知事
 みどりの風 共同代表 谷岡郁子 参議院議員
 デモクラシー2.0イニシアティブ 代表発起人 田坂広志氏
 ジャーナリスト ◎津田大介氏
 日本政策学校 代表理事 金野索一氏
 社会起業大学 理事長 田中勇一氏
 YouthCreate ◎原田謙介氏
 クラウドガバメントラボ 谷崎テトラ氏
 せんきょCAMP 鈴木幸一氏

 当日、会場は立見が出るほどの満席となり、
 また、インターネット同時中継では、
 リアルタイムで3万2千人が視聴するという
 イベントとなりました。

 現在、このイベントの模様は、ネット動画として公開され、
 下記のウェブサイトでご覧頂けます。

 IWJ(USTREAM)
 (正式URL)http://iwj.co.jp/wj/open/archives/46486
 (短縮URL)http://bit.ly/Y6oMus

 ニコニコ生放送
 (正式URL)http://live.nicovideo.jp/watch/lv119750626
 (短縮URL)http://bit.ly/V1w81f

  *******以上、田坂広志氏メールより 一部引用。


 今回、衆議院選挙で若者の投票率の低かったことを考えると、日本に参加型民主主義はそう容易く育たないのではないか、と思う。それでもここで語っている若者を見ていると、捨てたものではないと感じます。

 さて、話変わって、新聞のこと。
 我が家では大正時代から、朝日新聞と日経新聞をとっている。なんとはなしに記事内容を比べる習慣がついてしまった。

 昨年の大晦日と今年の元日は、日経新聞の特集記事に軍配をあげた。
 31日は「軌跡 2012」。
 元日は「殻を破れ」。
 そに比べて、両日ともに、朝日新聞の内容の薄さ、とりわけ広告の多さには辟易。
 
 日経は経済新聞でありながら、むしろ経済紙だから主義主張が異なるものを組み合わせながら、相当に力を入れた紙面つくりを行っている、と読めた。因みに、元日の15~39面までの「殻を破れ」の最初「政治不信を超えて」では、参加型民主主義に賛同しておられる◎印津田大介氏、原田健介氏が登場している。
 この特集は、政治から生活まで、新たな道を模索する26名を紹介することで、今の日本、そして近未来の日本が目指すべき新たな地平が見えてくる。
 本来なら朝日新聞が違った視点から、若者たちの政治への関心を喚起する報道内容を、年末年始にしてもおかしくない。何もしない朝日の姿勢が、今の若者の意識を代弁していると思えるくらいだ。
 
 右傾化する日本、リベラルが雲散霧消しそうな危うさのなかで、バランス感覚を養うのに参考になる記事を、新聞は提供してほしいと思う。
 成熟するとは、単に右傾化することではない。大人のリベラル感覚が一方でよく育って行くことが、今の日本に求められるのではないか、と思う年末年始を過ごしている。
コメント
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