羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

ファッションは姿勢から

2010年02月07日 09時16分00秒 | Weblog
 毎朝、殆どチャンネルを合わせているテレ朝「やじうまプラス」でも紹介していたが、ユニクロが新しい女性用スタイルアップ キャミソール・ショーツを出したそうだ。
 で、その製品の一面広告が昨日(6日)の朝日新聞に掲載されていた。
《おなかと腰をしっかり抑え、骨盤の位置を意識できます》
 なんていう一行もあって、興味をそそられた。シームレスタイプということは身につけていて段差がなく、身体の筋肉をサポートして支える働きを追及したものなのだろうな、と見当がつく。従来のコルセットに比べものにならないくらい‘動きの自由度’もそこそこあるらしい。
 どうやら体操で姿勢の問題を扱うときの‘骨盤の向き’を外側から矯正するものらしい。
 よく考えるものだ。それだけでない。お値段の安さがすごい。2月6日から12日までは限定価格790円だ。あぁ~、溜め息が出る。女心をギュッと掴むよね。
《姿勢サポート》か! そのくらい姿勢に自信がない女性が多いってこと?
 よい姿勢って何だろう。昨日のレッスンでは、みなさんの立ち方を見てしまった。それぞれ締め付けなしのゆるんだ体操着を着ているが、なかなかいい姿勢だ!と思った次第。
 この新インナーは売れるだろうな~。体操を続けるのは難しい人が多いから。いや、たとえ体操を続けても日常化することは難しい人が多いから。呼吸法をならっても日常に活かせないのと同様に。いやはや‘からだ’との付き合いは難しい。だから‘からだ’なんですよね。
 でもね「立ってるばかりが姿勢じゃない。つまり、基本の姿勢がいいことに越したことはないけれど、動きにつれて自由に変化する姿勢も姿勢のうち、とお考えあれ!」と。
 そういえば「立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花」が古からの女性美だったかしらね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする