羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

利き酒

2009年09月13日 19時15分58秒 | Weblog
「羽鳥先生、今、サーカスの歌が終わったんですよ。でも上には、ロボットも来てますから行ってみませんか」
 朝日カルチャーセンターに到着するやいなや、担当の緑川さんに話しかけられた。
 そこでエレベーターに乗って7階ロビーへ。
 工学院大学の学生さんたちが、ロボットについてリモコン操作しながら説明し、観客にも遊ばせてくれた。
 NHKロボットコンクールにも出場したメンバーとロボットだそうだ。
 動きを見ながら‘シャルウィー・ダンス’、そのうちロボットダンスができるんじゃないか?と思った次第。 

 実はロビーを使ってのミニコンサートやロボットお披露目やオープンカレッジ等々の催しは、朝日カルチャーセンターが10月からJTBの資本参加を受けて、新しく再編される記念行事だ、と次第に合点がいった。
 昨日12日(土)の午後は、いつもとは全く違った賑やかな雰囲気に、カルチャー全体が包まれていた。

 そして5時半、レッスンが終わっていつものメンバーと帰ろうとしたとき、またまた緑川さんに声をかけられた。
「利き酒をやってますよ」
「エッ」(全員の喜び声)
 さっそくロビーに向かった。

 お酒は滅法ダメ、という私も、少しだけというサジさんも、相当いける口の面々に従ってゆき、利き酒コーナーのテーブルを囲んだ。
 向かって左端から順に呑み比べていく。
 発泡酒風日本酒、大吟醸、生日本酒、5年(もしかすると10年かも)ねかした日本酒(これは琥珀色でウィスキーに近い味)の四種類の日本酒を、口上をうかがいながら‘利き酒’するのは楽しいひとときだった。

 全部ためしてもお猪口に一杯ほどにも満たない量だが、体操をしてめぐりが良くなった臓腑には、渇いた砂に水が沁みこむようだった。
 やっぱ大吟醸酒でしたね! おしかったのは。
 
 ウィスキー、ブランデー、ウォッカ、紹興酒、ワイン、チェリー酒、梅酒、……、これまでに舌の上に転がしたことがあるけれど、日本酒の利き酒ははじめての私。
 お酒は弱くても、チェリーボンボン、ウィスキーボンボン、ブランデーケーキ、酒漬フルーツケーキ(とくに銀座ウエストのブラック系)は、むしょうに食べたくなることがあるんですよね、とその場で告白出来る雰囲気ではなかった。

 てなわけで、帰りがけに教室に通っている皆さんとの利き酒は一興でした。
 今度は‘焼酎の利き酒’でも……いいわね。
 例の‘かんのこ’の話ににちなんで、でーす。
 新宿駅ホームで心配しながら見送ってくださったMさん、そんなに赤い顔をしてました? なんてことなく良い気分で無事に帰宅したことを、この場を借りてご報告。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする