ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス97万6906人。死者数6920人

2022-04-22 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月22日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は976906人になりました。1日の新規感染者数は645人です。前日より減りましたが、新規検査数も減って11373件です。

 死者数は6920人です。

 968700人が回復しました。

 1308万件を超える検査数となりました。

 すでに570万人がワクチン接種2回目を終えました。全人口の60%です。ついに国の目標を達成しました。

2022年4月22日。ウクライナ侵攻から58日目

2022-04-22 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月22日。ミンスクは今日も雨です。

 ウィンブルドン運営者がロシアとベラルーシの選手を出場させないことを発表したことを受けて、ベラルーシテニス連盟は訴訟を起こす可能性を示唆しました。
 ロシアのアンドレイ・ルブレフ選手は侵攻が始まった直後、2月末に開催された「ATP500 ドバイ」で勝利した際に、サインの代わりに「戦争はやめよう」と中継テレビに向けて反戦のメッセージを綴っていましたが、今回ロシアの選手だからという理由でウィンブルドンから締め出されることになりました。
 それに対して、ルブレフ選手はウィンブルドン側に出場するために何かの声明にサインしたり、賞金をすべて人道支援や、苦しんでいる人たちに寄付した方がいいなら、そうすると運営者側に伝えました。
 運営者側がこの提案を受け入れたとして、ベラルーシの選手は、「私は戦争反対です。賞金は全てウクライナで苦しんでいる人のために寄付します。」と出場のために宣言するでしょうか? ウィンブルドンに出場はできても、ベラルーシ政府から非難されるでしょう。


 日本の2022年版外交青書が北方領土を「日本固有の領土であるが、現在ロシアに不法占拠されている」と明記したことがこちらでも大きなニュースになっています。
 早速ロシア側は「四つの島は全てロシアの不可分の領土だ」とする声明を発表しました。 


 ロシア軍が制圧を宣言したマリウポリの副市長がロシア側は5月9日対独戦勝記念パレードを開催する考えを示した。この副市長はロシア側が指名した人物だそうです。
 マリウポリのロシア側に支配された地域では、学校が再開され、ロシアの教科書で授業が行われ、教室の壁のポスターには「ロシア人のために」という標語が書かれていて、ウクライナの子どもたちにロシア化教育を進めているようです。
 ウクライナ語を使うのが禁止されるようになるでしょう。

 ウクライナの西隣モルドバの一部地域では、親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」を名乗り、1990年にモルドバからの分離独立を宣言し、ロシア軍が今も駐留を続けていますが、ロシア語系住民への抑圧も確認されているとロシア中央軍管区の司令官が指摘して、ウクライナの次にはモルドバに介入していく考えを強調しました。
 今回のウクライナ侵攻と同じ口実です。沿ドニエステル共和国のロシア系住民に対する抑圧をモルドバのナチやナショナリストが行っている。これを阻止して、沿ドニエステル共和国を独立国家として承認し、モルドバを解放するためにロシアは派兵する。モルドバ人からは解放軍が来てくれたと喜ばれるだろう・・・というシナリオですね。


 EU大統領と電話会談をしたロシア大統領はウクライナ側の部隊が投降すれば、命や、国際法に従った適切な扱い、優れた医療を保証すると説明。ところがウクライナ政権はこの機会の活用を許していないと非難しました。

 ウクライナ政府は、女性や子ども、高齢者をマリウポリから避難させるための停戦を繰り返し呼び掛けてきましたが、マリウポリからの人道回廊は計画通りに機能しなかったとしています。

 マリウポリ近郊の村に集団墓地が作られていることが航空写真の画像により判明しました。
 もちろん、ロシアはウクライナ側が行ったこととし、ウクライナはロシア側が行ったことだとするでしょう。
 墓地だなんていいものではないですね。ただ埋めて隠そうとしただけのように思えます。死者への冒涜です。


 キルギスは今月、費用を理由に5月9日の対独戦勝記念パレードを実施しないと発表しました。
 さらにキルギス国内で「Z」マークは「民族間の憎悪をあおる恐れがある」として、国民に使わないよう呼びかけました。刑事責任を問われる可能性もあるとしています。
 

 チェルノブイリ原発に電気を供給し続けていたベラルーシですが、今日電源の供給を停止しました。
 ウクライナ国内での原発への電源供給が可能になったとウクライナ側から通達があり、ベラルーシからの電気は供給しなくてよくなったそうです。

 4月26日はチェルノブイリ原発事故が起きてから36年目の日です。国際原子力機関はグロッシ事務局長が26日からチェルノブイリ原発を訪れると発表しました。現状が正式に明らかになりそうです。

 ロシア大統領報道官によるとロシア大統領は4月26日にモスクワで国連事務総長と会談するそうです。
 モスクワまで行くんですね。


 4月24日は正教の復活祭です。この日は戦闘が行われないことを祈ります。ロシア大統領もその可能性を示唆しています。
 


 

ベラルーシのコロナウイルス感染者97万6261人。死者数6917人

2022-04-21 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月21日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は976261人になりました。1日の新規感染者数は695人です。増えてしまいました。ただ新規検査数も増えて13549件です。

 死者数は6917人です。

 968332人が回復しました。

 1307万件を超える検査数となりました。

2022年4月21日。ウクライナ侵攻から57日目

2022-04-21 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月21日。ミンスクは今日も天気が悪いです。

 マリウポリ情勢ですが、ロシア国防省が大統領に「制圧しました。」と報告。ただし、アゾフスタリ製鉄所にはまだ1000人以上のウクライナ兵と民間人が立てこもっています。
 ロシア大統領は、アゾフスタリ製鉄所への攻撃や突入は中止し、封鎖した状態を続けるよう指示しました。ハエ一匹通さないようにとも発言。それと同時に投降する者は丁重に扱うことを約束していますが、今までに「投降せよ」と何度も呼びかけていたのに、ほとんど誰も製鉄所から出てこなかったのは、ロシア側言っていることを信用していないからでしょう。
 ウクライナ側は人道回廊へ人々を運べるような状況ではなかったとしています。

 ロシア側は、せっかく人道回廊を用意したのに。(ウクライナは民間人を人間の盾にしている。)という考えのようです。

 今はアゾフスタリ製鉄所は兵糧攻めですね。そして無駄にロシア軍の武器を消耗したくない気持ちの表れかもしれません。(兵器の節約をしたいのでしょうか。下手に製鉄所に突入してロシア兵に犠牲が出るとドンバス地方制圧の人手に使えないことも心配している、ということはロシア兵は意外と数が足りていないのかもしれません。)

 国防相はマリウポリでの特別軍事作戦には3、4日かかると話していました。
 チェチェン共和国首長は、今日の昼までにマリウポリは完全掌握だとかいろいろ言っていましたが。
 この3、4日の間にウクライナ援軍がくるかもしれないし、結局ロシア側の計画は延びているように思います。
 でも、とにかくこれからはドネツク州とルハンスク州に集中攻撃してくると思います。そして5月9日の戦勝記念日に戦果を発表したいのでしょう。5月9日と自分で締め切り日を作ったので、あせって、マリウポリは9割方制圧完了したから、これでよし、今日、制圧した宣言を出しておこう。で、はい、次行こう、次・・・という心境なのかなと思います。
 

 ロシアメディアによると19日、天然ガス大手のノバテク社の元副会長のセルゲイ・プロトセーニャ氏がスペインのリゾート地で妻と娘とともに遺体で発見されました。一家はイースター休暇のためスペインに所有する家に行っていたそうです。
 地元警察はプロトセーニャ氏が家族を殺害後、自殺した可能性があると話しています。
 妻子の遺体はベッドの上で見つかり、体に刃物による傷があったそうです。またプロトセーニャ氏の遺体の側にはナイフと斧が落ちていたと地元メディアは報道しています。
 プロトセーニャ氏には息子もいて、息子はフランスに滞在していたそうですが、母親に電話をしても出なくなったので、心配してスペインの地元警察に安否確認を依頼し、そして遺体が発見されたという経緯です。


 また、18日にはロシア有数の銀行の一つ、ガスプロム銀行の元副社長、ウラジスラフ・アヴァエフ氏がモスクワ市内の自宅で妻と娘とともに死亡しました。モスクワの捜査当局は一家心中の可能性があると発表しています。
 遺体を発見したのは一家のお抱え運転手。遺体には銃器を使ったらしい傷があったので、アヴァエフ氏が妻子を射殺した後に自分も自殺ということでしょうか。
 両事件とも外部の人間に殺害されたというわけではなさそうですね。
 両氏はロシア富豪なので、経済制裁が関係しているのかもしれません。
   

 ベラルーシテニス連盟が、ウィンブルドン選手権の主催者がロシアとベラルーシの選手を出場禁止とした措置を受けて「紛争の解決に貢献するのではなく、国家ベースでの憎悪と不寛容を扇動する破壊的な行動」と激しく反発しました。
 イギリスのスポーツ大臣が助け舟を出していて、ベラルーシとロシア選手が〝特別作戦〟を非難する特別宣言に署名し、自国の現政権を支持せず、国家からの資金提供を受けていないことを保証すれば試合の参加を認める必要があると発言しています。
 ベラルーシのプロテニス選手はベラルーシ国内に住んでいない人もいますからね。
 ところが、この助け舟に対してベラルーシテニス連盟は「明らかにイギリス政府からの直接的な圧力であり、それがこうした厳しい決定がなされた理由でもある」とロシアとベラルーシ勢の排除の決定の裏に、いぎりす政府による思惑が絡んでいると批判した。

 IKEAはロシア国内での販売を再開したい意向を示しました。(今、そういうことを言っていいのかどうか。株価などに反映しないのですか?)

 アメリカ大統領はロシア籍船舶がアメリカ国内の港を利用することを禁止しました。またウクライナに対し、新たに8億ドル(約1000億円)相当の軍事支援を行うと表明しました。

 ギリシャに昨日差し押さえられたロシアの石油タンカーですが解放されるようです。そもそも船舶は押収するけれど、積んでいる石油は押収しないとかおかしかったですよね。
 押収したのは西側の経済制裁のためでしたが、なぜか沿岸警備隊は、反マネーロンダリング当局からタンカーの解放決定を通知されたと説明しています。
 資金洗浄にこの石油タンカーが利用されていたということですか???


 ベラルーシで新しく石油が埋蔵している場所が発見されました。天然資源の乏しいベラルーシとしては嬉しいニュースです。しかし埋蔵量が600万トンと推定されていますが、これはおよそ4400万バレルですね。
 日本の1日の石油消費量は471万バレルだそうです。ベラルーシの石油消費量は日本ほど多くないと思います。しかし、600万トンの石油がベラルーシにあった!と喜んでも、日本だったら10日足らずで全て消費してしまうような量なので、やっぱり少ないなあ・・・と思います。全く石油が採れないよりはましだというレベルです。


 ロシアの最大手石油会社ルクオイルの社長職に1993年から就任していたアレクペロフ氏が退任すると発表しました。
 アレクペロフ氏はロシア国内だけではなく、世界の長者番付にも出るほどの大富豪。今回西側の経済制裁の対象の一人でもあり、一方でロシアのウクライナに対する特別軍事作戦の早期停止を訴えてもいました。


ベラルーシのコロナウイルス感染者97万5566人。死者数6914人

2022-04-20 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月20日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は975566人になりました。1日の新規感染者数は605人です。増えてしまいました。ただ新規検査数も増えて13058件です。

 死者数は6914人です。

 967946人が回復しました。

 1305万件を超える検査数となりました。

2022年4月20日。ウクライナ侵攻から56日目

2022-04-20 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月20日。ミンスクは今日も一日中雨です。

 マリウポリ情勢は変わらず厳しいものがあります。
 チェチェン共和国首長は、昨日「今日中にアゾフスタリ製鉄所を制圧する。」と宣言していましたが、まだ今日も制圧されていません。
 ロシア側はアゾフスタリ製鉄所にいるウクライナ軍に「○時までに投降せよ。」と連日呼びかけています。
 こんなに何回も繰り返すのなら、期限を設定する必要ないと思います。
 こんなふうに引き伸ばしているとその間にウクライナの援軍がマリウポリに来る可能性が増えるし、最初の締め切りを過ぎたらさっさと攻撃開始をするほうが勝算が高くなるのに、どうしてなのでしょう?
 実はロシア軍も戦闘の準備ができていないのではないかと思います。

 と思っていたら、ロシア軍はアゾフスタリ製鉄所に地下の軍事施設への直接攻撃が可能な特殊貫通弾(バンカーバスター)を使用しているとして、ウクライナ政府側が「子どもたちへの殺人行為だ」と非難しました。 
 

 ロシア側の発表によるとアゾフスタリ製鉄所にいた5人のウクライナ人兵士が投降しました。

 ロシア外務省報道官は、停戦交渉についてウクライナを信用していないと述べました。ウクライナもロシアのことを信用していないと思います。
 交渉決裂かと思っていたら、ロシア大統領報道官は、停戦交渉に関する文書をウクライナ政府に送ったとしています。
 つっまりロシア側はウクライナとの停戦交渉を続ける用意があり、「今、ボールはウクライナ側にあるので、へ園児を待っている。」としています。まあ、どんな内容なのかにもよりますね。 


 ロシアの原油タンカーが修理のため停泊中のギリシャで差し押さえられました。経済制裁の一つです。ただし積み荷の石油70万バレルは差し押さえの対象外だそうです。


 東芝は、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、ロシアでの受注や投資といった事業を停止したと発表しました。


 ドイツが戦車を東欧地域(正しくは中欧地域)に送ったとメディアで報道されています。
 ノルウェーもウクライナに武器を供与しました。
 アメリカからも異例の早さで重火器などの兵器がウクライナに運び込まれています。


 ポーランドが国内にあるソ連時代の記念碑3箇所を撤去することを決定。そのうちの一つ赤軍顕彰碑の撤去の様子はテレビで生中継されました。


 ターキッシュエアラインがベラルーシからトルコへ飛ぶフライトを5月31日まで停止しました。


 ベラルーシ国立銀行は貴金属製地金の売買を7月1日をもって終了するという決定を発表しました。
 ただし銀行間での売買は継続するそうです。紙幣の信用がないというか、暴落の恐れがあるので、貴金属が国外に流出しないようするためのこの決定だと思います。


 ウクライナの芸能人や人気ブロガーなど8人が今後50年間、ロシアへの入国を拒否されることになったとロシア当局が発表しました。
 50年間ですよ。今30歳だったら、80歳になるまでロシアに行けないということですよ。


 ロシア内務省は、ウクライナ人戦闘員が民間人のふりをして避難民となり、ロシアに入国しようとしている事例があったことを明らかにしました。


 ウィンブルドン選手権の運営組織はロシアとベラルーシの選手の出場を禁止すると発表しました。アザレンカやサバレンカが出場できなくなりますね。
(二人とも2020年の大統領選挙のときには、自分の意見を発表しなかったベラルーシ人アスリートでした。ベラルーシの代表として出場していますが、ベラルーシに住んでいません。政治に首をつっこみたくないのでしょう。政治とスポーツは別。と線引きしている印象です。しかし、今回結局政治に巻き込まれてウィンブルドンに出られなくなってしまいました。)

 国際音楽コンクール世界連盟は世界3大コンクールの一つ「チャイコフスキー国際コンクール」を除名しました。

 ロシアは新しい大陸間弾道ミサイルRS-28サーマット(SATAN II)をアルハンゲリスク州にある
宇宙基地内でテスト発射しました。結果は成功。
 次々と新しい兵器をお披露目しているようです。
 

 ヘルソン在住で、ロシアの特別軍事行動を公然と支持していたブロガー、ワレリー・クレショフ氏が今朝8時15分頃殺害されました。
 自宅近くの路上で、車に乗っていたところ、銃撃され、頭、体、手など複数の銃槍があったそうです。
 クレショフ氏は政治家キリル・ストレモソフ氏とウラジミール・サルド氏の親友でしたが、この二人はロシア軍を支持していました。そのため、二人はロシアに亡命。サルド氏のアシスタントに当たるパベル・スロボッチコフ氏もすでにヘルソン市内で殺害されています。
 クレショフ氏はヘルソンにとどまり、ロシア軍がヘルソン占領後、ヘルソンの占領警察の長に任命されることを希望していたそうです。 
 クレショフ氏が人種的にウクライナ人だったのかロシア人だったのかよく分かりませんが、多くのウクライナ人からすると反逆行為をしていた人物だったということですね。
 殺人事件としてちゃんと捜査されるのかどうかも分かりません。

2022年4月19日。ウクライナ侵攻から55日目

2022-04-19 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月19日。ミンスクは一日中雨です。

 ロシア外相はタス通信のインタビューで「軍事作戦が新局面に入った」とし、ドンバス地方「解放」まで作戦を続けると述べました。
 ウクライナ大統領も昨日の夜のビデオ演説で、「ロシア軍は長期間準備してきたドンバスの戦いを開始した」との認識を示し、徹底抗戦を呼びかけました。

 ロシア軍は再びマリウポリのアゾフスタリ製鉄所に立てこもっているウクライナ軍に対して投降を求めました。投降するウクライナ人のために人道回廊を設置すると呼びかけましたが、信用がないのかウクライナ側は応じる様子は見せませんでした。
 そして今日、製鉄所にロシア軍の攻撃が始まりました。

 昨日、10年ロシアと戦えると発言したウクライナ大統領を「バカ」と呼んだチェチェン首長は、今日中にマリウポリのアゾフスタリ製鉄所を「解放」制圧すると宣言しました。

 ロシア軍はドンバス地方に5万人の兵士を投入しているもようです。

 
 ベラルーシ大統領は今日の会議の席上で、
「『今、我々はここで戦っている。英雄的に戦っている』と言う人々がいるが、それはうまくいかない。」
と発言しました。ウクライナのことを指していると思われます。が、それに続けて、
「2020年のことを覚えているでしょう。」
とも発言。大統領選挙の後の抗議運動に参加したベラルーシ人のことを言っているようです。
 さらに、
「ベラルーシの平和と静けさを乱したい者の首は切り落とす。それとも、今、ウクライナで起こっているように、誰か(ベラルーシ人)が戦争をしたいと思っているのか。」
とも発言しました。
 ウクライナ侵攻のことより、自国の安寧を守ってみせるという意思の表れと私は思いました。


 ロシア大統領はウクライナのブチャで活動したロシア軍の部隊に対し、名誉称号を授与しました。「偉大な英雄的行動と勇気」を祝福し、この部隊は特別軍事作戦の手本となるような存在だとして称えています。


 イギリス政府閣僚はウクライナで捕虜になったイギリス人2人とウクライナの富豪で親ロシア派政治家を交換する可能性について、ロシアを助ける方法を検討するつもりはないとの立場を示しました。
 この二人のイギリス人はロシア国営テレビの番組でイギリス政府に助けを求めていましたが、脅されてそう言わされている可能性もあります。二人ともウクライナ人パートナーがいて、ウクライナ在住歴も長く、1人はウクライナ国籍を持っているので、イギリスから義勇兵として急にウクライナにやってきた人ではなさそうです。


 ロシアとベラルーシは今年年末までに輸入するロシアの天然ガスの価格を固定しました。またロシア・ルーブルで支払うそうで、まあ、現在の状況を見れば当然の流れだと思います。


 マリウポリの続報です。
 アゾフスタリ製鉄所近くでシェルターなどに隠れていた約120人の民間人が、ロシア軍の前に現れ、人道回廊を通ってドネツク人民共和国へ移動しました。


 国連事務総長は、24日が正教の復活祭であることから、21~24日は停戦に応じるようロシアとウクライナに要請しました。
 アイデアとしてはいいのですが、ロシア大統領が正教徒とは言え、信心深い人とは思えないので、このような要請に応じないと思います。
 それどころか復活祭前に一段階は決着をつけようと軍事行動のスピードを上げそうです。

ベラルーシのコロナウイルス感染者97万4961人。死者数6908人

2022-04-19 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月19日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は974961人になりました。1日の新規感染者数は247人です。新規検査数はたったの2902件です。

 死者数は6908人です。

 967551人が回復しました。

 

ベラルーシのコロナウイルス感染者97万4714人。死者数6903人

2022-04-18 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月18日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は974714人になりました。1日の新規感染者数は236人です。減りましたね。ただ新規検査数もたったの5602件です。

 死者数は6903人です。1日の新規死者数は2日連続2人だけです。

 967346人が回復しました。

 1304万件を超える検査数となりました。

2022年4月18日。ウクライナ侵攻から54日目

2022-04-18 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月18日。ミンスクはみぞれが降っています。

 マリウポリ情勢が気になります。
 またハリキウでも攻撃が続いています。市長は市民に対して安全な場所はないので、避難するよう呼びかけています。
 私の娘の友人はハリキウに住んでいなかったっけ?と思って尋ねたら、別の町出身でハリキウ大学に入学した学生だということでした。すでに大学への通学授業はなくなり、実家に戻ったので、ハリキウにはいないそうです。
 しかし、実家のある町というのがドニプロ市だそうで、マリウポリ陥落後はここが攻撃対象になるのではないかと言われている町の一つです。
 ドニプロからも逃げたほうがいいのでは・・・と思いますが、もう18歳になって男性なので外国には行けない状態だそうです。
 

 今日からロシア軍がマリウポリを封鎖し、1週間にわたって市内の地区間の移動を禁止しました。市民は通行許可証がないと移動ができないそうです。


 昨日ウクライナ大統領が、ロシアと10年戦えると発言したことに対して、チェチェン共和国のカディロフ首長は、ウクライナ大統領のことを
「おーい、バカ、何言ってるんだ? 我々には時間がないから、ウクライナはあと数日で終わらせる。お前は統合失調症だと思うよ! 兄貴分のバイデンのところに行って、握手してこい。」
と言いました。
 バイデン大統領の握手というのは、今月14日にノースカロライナ州にある農業・技術州立大学で演説をしたバイデン大統領が、右に振り向き握手をしようと手を伸ばしたけれど、そこには誰もいなかったので、認知症の疑いの噂が飛んだことを踏まえていると思います。


 リヴィウ市長が、今日の朝、市内に5回のロケット弾による攻撃があったと公表しました。
 7時44分に空襲警報が鳴り、1時間後には市役所から市民に地下シェルターなどに避難するよう呼びかけられました。
 その後ロシア軍によるロケット弾が民間施設に命中したそうです。死傷者も出ています。
 攻撃された場所の一つは自動車修理工場でした。


 ロシア国防省は今日、ウクライナ各地で17日夜から18日未明にかけ、315箇所の標的にミサイル攻撃を加えたと明らかにしました。兵器や軍装備品の保管施設4カ所を破壊したとしています。4箇所は軍事関連施設なら、残りの311箇所の施設は何なのでしょう。 
 

 EUの対ベラルーシ経済制裁により、木材輸出の40%が減少しました。
 ベラルーシはこれから中国とロシア向けの輸出を拡大して乗り切る方針です。


 経済制裁とウクライナからの輸入が途絶えたことにより、ベラルーシで医薬品の高騰や不足が起こるのではないかと懸念されており、政府はとっくに国民向けに在庫は十分あると発表しています。
 ベラルーシにも製薬企業はあるのですが、作れる医薬品の種類も数も少なくて、様々な外国の薬が国内に入ってきています。日本の製薬会社も入ってきていますが、これからどうなるでしょうか。
 ベラルーシ大統領は今日、医薬品不足回避のため、インドとキューバからの直接の輸入を増やすことを明らかにしました。


 ウクライナ侵攻開始後、すでにロシアから30万人が出国したそうです。出国したロシア人の平均年齢は32歳。
 2020年の大統領選挙後、ベラルーシから出国したベラルーシ人の平均年齢もほとんど同じだと思います。
 モスクワ市長は外国企業の操業停止や撤退により、モスクワだけで約20万人が職を失う恐れがあるとの認識を示しました。 
 今日、ロシア大統領は、ロシアは西側の経済制裁に持ちこたえていると発言。言いかえれば、早々と経済戦争の勝利宣言です。


 ウクライナ軍が身柄確保したメドベチュク氏をウクライナ政府はロシアで捕虜となったウクライナ兵士との交換を提案。
 それに対し、ロシア側はメドベチュク氏はウクライナ人だからと拒否。
 メドベチュク氏の妻は夫とロシアで捕虜になっているイギリス人兵士2人の交換を訴え、そして今日、この2人が自ら、「交換してください。」とイギリス政府に訴える映像がロシア国営テレビで流れました。
 するとウクライナ保安局はメドベチュク氏自身が、ロシア軍の包囲下にあるマリウポリのウクライナ兵や住民の安全な退避と自らの身柄交換することを提案する動画を公開しました。
 

 マリウポリでは、住民全員を対象に身元調査が行われるようになりました。家にロシア人が来て、男性が連れて行かれるそうです。ロシアを支持していたか、ウクライナを支持していたか。さらに携帯電話も調べられます。ロシアを支持していないと答えた市民はドネツクの監獄に送られます。

 ロシア軍はルガンスク州クレミンナを制圧しました。ウクライナ軍は退却しました。
 一方でウクライナ軍は、クレミンナ市近郊の集落ルビジネのロシア軍に対し集中攻撃を行っています。


 ミンスク市中心部のショピングセンターに爆弾を仕掛けたという予告電話があったとして、警察が現在調査中です。


 ロシア軍はリヴィウの物流センターを攻撃し破壊したと発表しました。


 5月からモスクワとクリミア半島にあるシンフェロポリの間に毎日列車が運行されることが決まりました。
 しかもミンスク経由。さらにスモレンスクも経由すると言うので、地図を眺めてみましたが、ずいぶん迂回するので、時間が非常にかかるような気がします。
 客車は2両だけ連結されるそうなので、貨物がメインの列車のようです。もうすぐチケットの予約と販売が開始されるそうです。


 ロシア大統領が、西側の対ロシア経済制裁は失敗した、ロシア経済は安定している、ロシア・ルーブルのレートも元に戻ったと主張しましたが、ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は、ロシアはすでに用意されている現金では一時的にしか「生きる」ことができないと発言しました。
 さらに、第2四半期あるいは第3四半期の初めに、ロシア経済は構造転換の時期に入ると予測しています。
 第2四半期は4−6月のことで、今ですね。第3四半期の初めとは7月のことでしょうか。
 その一つとして対外貿易の決済をドルやユーロではなく、ロシア・ルーブルで行う手続きの加速化も表明しました。
 また物価が高騰するのは避けられず、ロシア市民がデジタルウォレット間で資金のやり取りをできるよう、デジタルルーブルの発行をテストしていると述べました。
 ロシア経済はどうなるでしょうか。それにいつもベラルーシ経済が引っ張られます。

ベラルーシのコロナウイルス感染者97万4478人。死者数6901人

2022-04-17 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月17日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は974478人になりました。1日の新規感染者数は432人です。減りました。新規検査数は11343件です。

 死者数は6901人です。

 967984人が回復しました。

 1303万件を超える検査数となりました。

2022年4月17日。ウクライナ侵攻から53日目

2022-04-17 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月17日。
 昨日ウクライナ当局者は約2500~3000人のウクライナ兵が死亡したのに対し、ロシア兵の死者数は1万9000~2万人に上ると指摘しましたが、それに対しロシア国防省は、ウクライナ軍の戦死者は2万3367人だと発表しました。
 これ、敵国側の損失については、ここまで正確な数字は把握できないのではないかと思います。
 敵意喪失のために多めに見積もるでしょうし。
 ロシアがこのような発表をするなら、ついでにウクライナ民間人の死傷者数も発表してほしいです。
 

 ロシア軍はマリウポリにあるアゾフスタリ製鉄所に立てこもるウクライナ兵に対し日本時間17日午後7時までに武器を置けば命を保証すると投降を呼びかけました。
 
 さらにロシア国防省は、ウクライナ側の通信内容を傍受したとして、投降を拒否すると殺すとウクライナ軍内部で指示されていると主張しました。

 そしてロシア国防省は「抵抗を続ければ全員殺害することになる」と警告しました。
 つまり、ウクライナ兵士が投降すると言ったら、同じウクライナ兵士に殺される。
 投降せずに戦い続けると、(勝たない限り)ロシア軍に殺される。という状況です。

 ウクライナ大統領はマリウポリのウクライナ軍が全滅すれば、ロシアとの停戦協議は終わりを迎えることになると述べました。停戦交渉の打ち切りです。
 またCNNとのインタビューで、ウクライナ大統領は、ウクライナ軍はドンバスの領土のために最後まで戦うと述べました。ウクライナはドンバスをロシアに譲ることはできず、なぜならそうなると、ロシア軍はキーウに対する攻撃を再開するからだと大統領は述べました。
 また、ウクライナはあと10年はロシアと戦えると発言しました。

 マリウポリを防衛するアゾフ連隊は、アゾフ連隊は戦わずして捕虜になることはないとメディアのインタビューで答えています。

 マリウポリの市長顧問は「防衛を続ける」と投降を拒否する姿勢を通信アプリ「テレグラム」で表明しました。ウクライナの部隊をアゾフスタリ製鉄所内に閉じ込めたとするロシア軍の主張を「事実ではない」と否定し、製鉄所から5キロ離れた場所で戦闘が続いていると主張しました。

 ウクライナ首相はロシア側が示した期限後に出演した、アメリカ「ABCテレビ」のインタビューで、「兵士はマリウポリで戦い続けている」と強調。「最後まで戦う」と降伏しない考えを示しました。
 またロシア側はマリウポリの市街地全域を支配したと主張していますが、シュミハリ首相は「マリウポリは陥落していない」と否定しています。


 ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国軍が、両共和国内に残った市民をロシア側の兵士として強制的に徴兵しています。
 ウクライナ人なのにロシアの軍服を着せられ、ウクライナ軍と戦わされます。 

 またウクライナ軍兵士が大量の投降したとされる映像について、ロシア軍の軍服を着せられている民間人を撮影したものではないかという指摘がウクライナ側から出されています。


 スイスのスポーツ大臣が選手だけでなくIOCに対してロシアとベラルーシの関係者(役員、スポーツ選手)も追放して完全排除するようバッハ会長に要請しました。


 ブルガリアが国内の港にロシア船舶が寄港するのを停止しました。


 ウクライナ最高会議は、侵攻が始まってからウクライナで死亡したジャーナリストは21人に上り、ウクライナ人のほか、アメリカやロシアのジャーナリストも含まれています。


 ロシア国防省の発表によると、ハリキウ地域で2機のウクライナのMiG-29航空機を撃墜。またウクライナの無人航空機が、パブログラード地域のプレオブラゼンスコエ村の近くで撃墜され、これでロシア軍によって破壊されたウクライナの軍用機の総数は136に達し、無人機は471に達したそうです。
 また朝、10機のウクライナのドローンが一晩でロシア軍により撃墜されたとも報告しています。

ベラルーシのコロナウイルス感染者97万4046人。死者数6899人

2022-04-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月16日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は974046人になりました。1日の新規感染者数は840人です。やや減りましたが新規検査数はやや減って11162件です。

 死者数は6899人です。

 966629人が回復しました。

 1302万件を超える検査数となりました。

2022年4月16日。ウクライナ侵攻から52日目

2022-04-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月16日。ミンスクは雨が降ったりやんだり不安定な天気が続いています。

 ウクライナが身柄拘束し、捕虜との交換を提案していたメドベチュク氏について、その妻が、別の提案をしました。ロシアの特殊作戦部隊がウクライナのために戦った2人のイギリス人特殊部隊員を捕らえたので、その2人とメドベチュク氏を交換するよう、イギリス人の家族にメドベチュク氏がビデオメッセージで提案。
 メドベチュク氏の妻は、交換するようウクライナ政府にイギリスから交渉するよう頼んだようです。
 その後、ロシア外務省報道官は、そのような交換が実際行われていることを確認し、イギリス政府が急ぎ対応するよう提案しました。


 キーウ郊外で砲撃が起こり、軍需工場などが破壊されました。この軍需工場で製造されたミサイルが、巡洋艦船モスクワを撃沈させたそうです。


 ウクライナ大統領は、マリウポリへのロシア軍による壊滅的被害のため、ウクライナとロシアの停戦交渉が完全に停止する可能性についてロシア側に警告しました。
 「ウクライナ軍の兵士が全滅させられれば、いかなる交渉も終止符が打たれるだろう」
 またマリウポリの被害はボロディアンカの10倍であり、人道無視の攻撃を受けてることもあるとしています。
 つまり停戦交渉する気力が失せてきていて、停戦への道筋を探るどころか、逆にそんなのウクライナ側からかなぐり捨てて、徹底的に戦うほうがいい・・・という気力のほうが湧いてきている、ということです。
 停戦交渉は暗礁に乗り上げています。


 ロシア外務省は今日、イギリスの首相や外相を含む主要閣僚ら計13人にロシア入国を禁止する制裁を科したと発表しました。
 イギリスはこれまでにロシアの大統領や外相の資産凍結、首相や国防相らの入国を禁止するなどの制裁を科しているため、それに対する報復措置と見られます。


 今日から、一ヶ月の期間限定でリトアニアとラトビアからのビザなし入国をベラルーシ政府が認めたところ、今日だけで600人の入国があったそうです。


 今日、ハティニを訪問したベラルーシ大統領はベラルーシ国内における西側外交官の活動はファシズムを想起すると発言しました。


 イタリアは明日から国内の港でのロシア船舶の受け入れを停止します。

 西側提供の武器を搭載したウクライナ軍機をオデーサ近郊でロシア軍が撃墜したとロシア国防省が発表しました。

 ウクライナ大統領はCNNの単独インタビューに応じ、ロシア大統領はウクライナ国民の人命を尊重していないため、核兵器もしくは化学兵器の使用に踏み切る可能性があると述べました。
 さらに「私だけでなく全世界が懸念する必要がある。本当の情報ではない可能性があるが、真実の可能性もあるからだ。ロシアは化学兵器を使う可能性がある。彼らにとって人々の命など何でもない。恐れるべきではないが、備えをする必要がある。ただ、これはウクライナだけでなく、全世界の問題だと思う。」とも述べました。
 平凡な市民自身は何ができるでしょうか。

 他にもウクライナ当局者の見方として、約2500~3000人のウクライナ兵が死亡したのに対し、ロシア兵の死者数は1万9000~2万人に上ると指摘しました。
 ウクライナ兵の負傷者数は約1万人。
 民間人の死傷者数については数値化が難しいそうです。

ベラルーシのコロナウイルス感染者97万3206人。死者数6894人

2022-04-15 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年4月15日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は973206人になりました。1日の新規感染者数は758人です。やや減りましたが新規検査数も減って12356件です。

 死者数は6894人です。

 966234人が回復しました。

 1301万件を超える検査数となりました。