2024年7月2日。
輪番制のEU議長国に就任したハンガリーのオルバン首相は今日、ロシアの侵略後初めてウクライナの首都キーウを訪問しました。
ウクライナ大統領と会談し、共同記者会見の席上でロシアとの和平協議実現に向け、一時休戦の検討を呼びかけるなど持論を展開しました。内容は当然ロシア寄りで、ウクライナ大統領はこの呼びかけに無反応。
ハンガリーは天然ガスなどを依存するロシアとの協力関係を重視しており、ウクライナのEU加盟や、軍事・財政支援に否定的な態度を続けています。はっきり言って自国の利益が一番大事という立場です。確かに自分の国がいちばんかわいいので、戦争中こそうまく立ち回らないといけないと思っているのは分かるのですが、EUの足並みが揃わなくなっていて、何のための同盟とか連合なのか分からなくなっています。
国連を一旦解体せよ、という声も上がっていますが、EUもそういう時期なのかもしれません。ウクライナ侵攻で、このような同盟国の立場がそれぞれ炙り出されていますね。
ともかくウクライナからしたら、ハンガリーの首相が今わざわざキーウを訪問してもなあ、という感じだったのかもしれません。こういうの今の日本語で塩対応とか言うのでしょうが、実際には塩以下だったのではないですか。
輪番制のEU議長国に就任したハンガリーのオルバン首相は今日、ロシアの侵略後初めてウクライナの首都キーウを訪問しました。
ウクライナ大統領と会談し、共同記者会見の席上でロシアとの和平協議実現に向け、一時休戦の検討を呼びかけるなど持論を展開しました。内容は当然ロシア寄りで、ウクライナ大統領はこの呼びかけに無反応。
ハンガリーは天然ガスなどを依存するロシアとの協力関係を重視しており、ウクライナのEU加盟や、軍事・財政支援に否定的な態度を続けています。はっきり言って自国の利益が一番大事という立場です。確かに自分の国がいちばんかわいいので、戦争中こそうまく立ち回らないといけないと思っているのは分かるのですが、EUの足並みが揃わなくなっていて、何のための同盟とか連合なのか分からなくなっています。
国連を一旦解体せよ、という声も上がっていますが、EUもそういう時期なのかもしれません。ウクライナ侵攻で、このような同盟国の立場がそれぞれ炙り出されていますね。
ともかくウクライナからしたら、ハンガリーの首相が今わざわざキーウを訪問してもなあ、という感じだったのかもしれません。こういうの今の日本語で塩対応とか言うのでしょうが、実際には塩以下だったのではないですか。