2022年4月22日。ミンスクは今日も雨です。
ウィンブルドン運営者がロシアとベラルーシの選手を出場させないことを発表したことを受けて、ベラルーシテニス連盟は訴訟を起こす可能性を示唆しました。
ロシアのアンドレイ・ルブレフ選手は侵攻が始まった直後、2月末に開催された「ATP500 ドバイ」で勝利した際に、サインの代わりに「戦争はやめよう」と中継テレビに向けて反戦のメッセージを綴っていましたが、今回ロシアの選手だからという理由でウィンブルドンから締め出されることになりました。
それに対して、ルブレフ選手はウィンブルドン側に出場するために何かの声明にサインしたり、賞金をすべて人道支援や、苦しんでいる人たちに寄付した方がいいなら、そうすると運営者側に伝えました。
運営者側がこの提案を受け入れたとして、ベラルーシの選手は、「私は戦争反対です。賞金は全てウクライナで苦しんでいる人のために寄付します。」と出場のために宣言するでしょうか? ウィンブルドンに出場はできても、ベラルーシ政府から非難されるでしょう。
日本の2022年版外交青書が北方領土を「日本固有の領土であるが、現在ロシアに不法占拠されている」と明記したことがこちらでも大きなニュースになっています。
早速ロシア側は「四つの島は全てロシアの不可分の領土だ」とする声明を発表しました。
ロシア軍が制圧を宣言したマリウポリの副市長がロシア側は5月9日対独戦勝記念パレードを開催する考えを示した。この副市長はロシア側が指名した人物だそうです。
マリウポリのロシア側に支配された地域では、学校が再開され、ロシアの教科書で授業が行われ、教室の壁のポスターには「ロシア人のために」という標語が書かれていて、ウクライナの子どもたちにロシア化教育を進めているようです。
ウクライナ語を使うのが禁止されるようになるでしょう。
ウクライナの西隣モルドバの一部地域では、親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」を名乗り、1990年にモルドバからの分離独立を宣言し、ロシア軍が今も駐留を続けていますが、ロシア語系住民への抑圧も確認されているとロシア中央軍管区の司令官が指摘して、ウクライナの次にはモルドバに介入していく考えを強調しました。
今回のウクライナ侵攻と同じ口実です。沿ドニエステル共和国のロシア系住民に対する抑圧をモルドバのナチやナショナリストが行っている。これを阻止して、沿ドニエステル共和国を独立国家として承認し、モルドバを解放するためにロシアは派兵する。モルドバ人からは解放軍が来てくれたと喜ばれるだろう・・・というシナリオですね。
EU大統領と電話会談をしたロシア大統領はウクライナ側の部隊が投降すれば、命や、国際法に従った適切な扱い、優れた医療を保証すると説明。ところがウクライナ政権はこの機会の活用を許していないと非難しました。
ウクライナ政府は、女性や子ども、高齢者をマリウポリから避難させるための停戦を繰り返し呼び掛けてきましたが、マリウポリからの人道回廊は計画通りに機能しなかったとしています。
マリウポリ近郊の村に集団墓地が作られていることが航空写真の画像により判明しました。
もちろん、ロシアはウクライナ側が行ったこととし、ウクライナはロシア側が行ったことだとするでしょう。
墓地だなんていいものではないですね。ただ埋めて隠そうとしただけのように思えます。死者への冒涜です。
キルギスは今月、費用を理由に5月9日の対独戦勝記念パレードを実施しないと発表しました。
さらにキルギス国内で「Z」マークは「民族間の憎悪をあおる恐れがある」として、国民に使わないよう呼びかけました。刑事責任を問われる可能性もあるとしています。
チェルノブイリ原発に電気を供給し続けていたベラルーシですが、今日電源の供給を停止しました。
ウクライナ国内での原発への電源供給が可能になったとウクライナ側から通達があり、ベラルーシからの電気は供給しなくてよくなったそうです。
4月26日はチェルノブイリ原発事故が起きてから36年目の日です。国際原子力機関はグロッシ事務局長が26日からチェルノブイリ原発を訪れると発表しました。現状が正式に明らかになりそうです。
ロシア大統領報道官によるとロシア大統領は4月26日にモスクワで国連事務総長と会談するそうです。
モスクワまで行くんですね。
4月24日は正教の復活祭です。この日は戦闘が行われないことを祈ります。ロシア大統領もその可能性を示唆しています。
ウィンブルドン運営者がロシアとベラルーシの選手を出場させないことを発表したことを受けて、ベラルーシテニス連盟は訴訟を起こす可能性を示唆しました。
ロシアのアンドレイ・ルブレフ選手は侵攻が始まった直後、2月末に開催された「ATP500 ドバイ」で勝利した際に、サインの代わりに「戦争はやめよう」と中継テレビに向けて反戦のメッセージを綴っていましたが、今回ロシアの選手だからという理由でウィンブルドンから締め出されることになりました。
それに対して、ルブレフ選手はウィンブルドン側に出場するために何かの声明にサインしたり、賞金をすべて人道支援や、苦しんでいる人たちに寄付した方がいいなら、そうすると運営者側に伝えました。
運営者側がこの提案を受け入れたとして、ベラルーシの選手は、「私は戦争反対です。賞金は全てウクライナで苦しんでいる人のために寄付します。」と出場のために宣言するでしょうか? ウィンブルドンに出場はできても、ベラルーシ政府から非難されるでしょう。
日本の2022年版外交青書が北方領土を「日本固有の領土であるが、現在ロシアに不法占拠されている」と明記したことがこちらでも大きなニュースになっています。
早速ロシア側は「四つの島は全てロシアの不可分の領土だ」とする声明を発表しました。
ロシア軍が制圧を宣言したマリウポリの副市長がロシア側は5月9日対独戦勝記念パレードを開催する考えを示した。この副市長はロシア側が指名した人物だそうです。
マリウポリのロシア側に支配された地域では、学校が再開され、ロシアの教科書で授業が行われ、教室の壁のポスターには「ロシア人のために」という標語が書かれていて、ウクライナの子どもたちにロシア化教育を進めているようです。
ウクライナ語を使うのが禁止されるようになるでしょう。
ウクライナの西隣モルドバの一部地域では、親ロシア派が「沿ドニエステル共和国」を名乗り、1990年にモルドバからの分離独立を宣言し、ロシア軍が今も駐留を続けていますが、ロシア語系住民への抑圧も確認されているとロシア中央軍管区の司令官が指摘して、ウクライナの次にはモルドバに介入していく考えを強調しました。
今回のウクライナ侵攻と同じ口実です。沿ドニエステル共和国のロシア系住民に対する抑圧をモルドバのナチやナショナリストが行っている。これを阻止して、沿ドニエステル共和国を独立国家として承認し、モルドバを解放するためにロシアは派兵する。モルドバ人からは解放軍が来てくれたと喜ばれるだろう・・・というシナリオですね。
EU大統領と電話会談をしたロシア大統領はウクライナ側の部隊が投降すれば、命や、国際法に従った適切な扱い、優れた医療を保証すると説明。ところがウクライナ政権はこの機会の活用を許していないと非難しました。
ウクライナ政府は、女性や子ども、高齢者をマリウポリから避難させるための停戦を繰り返し呼び掛けてきましたが、マリウポリからの人道回廊は計画通りに機能しなかったとしています。
マリウポリ近郊の村に集団墓地が作られていることが航空写真の画像により判明しました。
もちろん、ロシアはウクライナ側が行ったこととし、ウクライナはロシア側が行ったことだとするでしょう。
墓地だなんていいものではないですね。ただ埋めて隠そうとしただけのように思えます。死者への冒涜です。
キルギスは今月、費用を理由に5月9日の対独戦勝記念パレードを実施しないと発表しました。
さらにキルギス国内で「Z」マークは「民族間の憎悪をあおる恐れがある」として、国民に使わないよう呼びかけました。刑事責任を問われる可能性もあるとしています。
チェルノブイリ原発に電気を供給し続けていたベラルーシですが、今日電源の供給を停止しました。
ウクライナ国内での原発への電源供給が可能になったとウクライナ側から通達があり、ベラルーシからの電気は供給しなくてよくなったそうです。
4月26日はチェルノブイリ原発事故が起きてから36年目の日です。国際原子力機関はグロッシ事務局長が26日からチェルノブイリ原発を訪れると発表しました。現状が正式に明らかになりそうです。
ロシア大統領報道官によるとロシア大統領は4月26日にモスクワで国連事務総長と会談するそうです。
モスクワまで行くんですね。
4月24日は正教の復活祭です。この日は戦闘が行われないことを祈ります。ロシア大統領もその可能性を示唆しています。