電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

5月を契機に備忘録ノートを更新、最初の記録は

2020年05月02日 06時02分59秒 | 手帳文具書斎
数日前までの寒さが嘘のように一気に気温が上がった5月の始まり、備忘録ノートも区切りよく更新しました。表紙にはフェルトペンで 2020年-2 と大書し、最初の5枚(10頁)は「Contents」として目次用とします。6枚目からは中身を書いていきますが、今回の書き始めは「アビガンがRNAウィルス合成を阻害する理由」というものでした。アビガン(ファビピラビル)開発者の白木公康氏による緊急寄稿論文(*1,*2,*3)の所在を知り、たいへんおもしろく興味深く読んでいるところです。



ただいま、2000年10月刊行と少々古くなったかもしれませんが、講談社現代新書で井上栄著『感染症の時代』を並行して読んでいます。こちらも歴史的な概観が興味深いもので、歯科通院の待ち時間やちょっとした空き時間に一節ずつ読んでいるところです。新型コロナウィルス禍の緊張感が、こうした硬い本に向かわせる原動力になっているのかもしれません。

(*1):緊急寄稿(1)新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のウィルス学的特徴と感染様式の考察(白木公康)〜WEB医事新報
(*2):緊急寄稿(2)新型コロナウィルス感染症(COVID-19)治療候補薬アビガンの特徴(白木公康)〜WEB医事新報
(*3):緊急寄稿(3)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を含むウイルス感染症と抗ウイルス薬の作用の特徴(白木公康)〜WEB医事新報

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