電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

民放FM「ラジオモンスター」でエネスコの「交響曲第1番」を聴く

2016年05月30日 06時04分59秒 | -オーケストラ
日曜の午前中は、ラジオを聴いていることが多いです。場所は自室であったり果樹園で農作業をしながらであったりと様々ですが、NHK-FMの「名演奏ライブラリー」を聴いた後は、民謡の時間でした。たまに日本民謡を聴くのも良いのですが、この日はたまたま「民放FM局を聴いてみようか」と思いつき、「エフエム山形」(80.4MHz)や「ラジオモンスター」(76.2MHz)を探しました。

わが家では、今は珍しくなったFM専用アンテナ(4素子)を立てていますし、ど田舎の立地のためビルの立体障害などもありません。そんなわけで電波状況には恵まれているらしく、比較的きれいに受信できます。「ラジオモンスター」のほうは、高橋新之介さんがパーソナリティとなって、午前11:00~11:50まで、「すてきにクラシック」という番組をやっておりました。

この日の選曲は、

ジョルジュ・エネスコ 「交響曲第1番 変ホ長調 Op.13」
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、BBC交響楽団

というもので、私には初めての曲目です。なかなか迫力ある演奏で、吹奏楽好きな人ならば大いに気に入りそうなタイプの音楽と感じました。

NHK-FMならば、「らじる★らじる」でインターネット経由でも聴くことができますが、民放ラジオではどうか。以前、サイマルラジオの「被災地放送局」を聞こうとして、Windows Media Player が必須ということから、私の Linux PC では聴くことができずに断念したことがあり、以後は民放をインターネットで聴こうと試みたことはありませんでした。ところが、たまたま「ラジオモンスター」のサイトに接続し、インターネット・サイマルラジオの紹介を見て、試してみたところ、Linux-Firefox の環境でも、ばっちり聴くことができました。

おお、なるほど、これならわが簡易PC-audioを通じて、民放FMラジオでクラシック音楽番組を楽しむことはできそうです。音楽を専門にする方が、これはという曲目を紹介する番組は興味深い内容であることが多いです。番組の終わりのCMの入り方が、音楽がフェードアウトしきらないうちにブツッという感じで入ってしまったのはやや興ざめでしたが、楽しみな番組が一つ増えた感じです。

(*1):ラジオモンスター

YouTube にも、この曲がありました。参考までに第1楽章を。

Enescu: Symphony #1 in Eb Major, Op. 13 - I Assez vif et rhythme


インターネットなら、FM専用アンテナの制約なしにラジオ放送を聴くことができます、なんていう台詞は、ほんの四半世紀前には、まだ夢物語だったのですけれどね~(^o^)/

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