電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

今年は早生種のサクランボ「紅さやか」をタイムリーに収穫できた

2014年06月08日 06時05分57秒 | 週末農業・定年農業
サクランボは、自花受粉では実らず、必ず異なる品種の花粉を受粉しないと実りません。そのために、我が家のサクランボは、主力の「佐藤錦」の樹の間に、花粉を提供するための品種として、数種類を混植しています。多いのは、開花時期が似ている晩生種のナポレオンですが、その他に開花時期がずれることを予想して、早生種の「紅さやか」なども植えています。現在、この「紅さやか」が真っ赤に色づき、収穫期となりました。近年は、人件費をかけて収穫するまでもなかろうと、放置することが続いていましたが、今年は収穫適期にちょうど土日が重なりましたので、妻と二人で収穫作業に出ました。






土曜日の午前中は、幸いに曇りのお天気で、暑からず寒からず、ほどよく風もあり、まことによい収穫日和です。少し離れた園地に軽トラックで脚立やらコンテナやらを運び、よっこいしょと脚立をかけ、ラジオを聴きながら収穫しました。ほぼ1時間半で平コンテナ3枚半ほどの収量となりましたので、雨が降ってきた午後にはパック詰めの出荷準備作業にあたりました。



「紅さやか」は、生食用としては「佐藤錦」に負けますが、小粒で真っ赤に色づき、酸味が勝っているところから、お菓子などの用途には適しています。さて、どんな人が購入して、どんなふうに利用するんだろうかと想像しながら、パック詰めの作業をしたところです。夫婦で元気に農作業ができるのは、健康だからこそできることで、まことにありがたいことです。本当に健康に感謝したいと思います。

ちなみに、主力品種の「佐藤錦」は、現在はまだこんな状態です。赤くなって美味しくなるまでには、まだ二週間ほどかかりそうです。



今日も、「紅さやか」の収穫作業の予定ですが、さてお天気のほうはどうなるでしょうか。

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