電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

心が安らぐ音楽を聴きたい

2012年10月31日 06時05分44秒 | クラシック音楽
忙しいという字は、心を亡くすと書くのだそうです。忙しいと、つい気が急いて、心を亡くしがちになります。そういえば、忘れるという字も、心を亡くすと書きます。人の名前が出てこないのは記憶力の減退を表すのでしょうが、人の恩を忘れるのは情けない。

心を亡くさないためには、ホッと心が安らぐ時間を作ることが大切だと感じます。例えば、休日には畑に出て無心に作業をしたり、心安らぐ音楽に耳を傾けたりすること。そんな時には、バロック期から古典派の音楽などが、むしろ好ましいものに感じます。テレマン、ヴィヴァルディ、バッハ、ハイドン、モーツァルトなどです。教会や貴族の求めに応じてかかれた音楽なのかもしれませんが、多くの人々の慰めとなる力を持っているという点で、普遍性を有する音楽になっているように思います。

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