電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

心が安らぐ音楽を聴きたい

2012年10月31日 06時05分44秒 | クラシック音楽
忙しいという字は、心を亡くすと書くのだそうです。忙しいと、つい気が急いて、心を亡くしがちになります。そういえば、忘れるという字も、心を亡くすと書きます。人の名前が出てこないのは記憶力の減退を表すのでしょうが、人の恩を忘れるのは情けない。

心を亡くさないためには、ホッと心が安らぐ時間を作ることが大切だと感じます。例えば、休日には畑に出て無心に作業をしたり、心安らぐ音楽に耳を傾けたりすること。そんな時には、バロック期から古典派の音楽などが、むしろ好ましいものに感じます。テレマン、ヴィヴァルディ、バッハ、ハイドン、モーツァルトなどです。教会や貴族の求めに応じてかかれた音楽なのかもしれませんが、多くの人々の慰めとなる力を持っているという点で、普遍性を有する音楽になっているように思います。


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2 コメント

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心が安らぐ音楽 (安倍禮爾)
2012-11-03 12:11:51
narkejpさん

 まさに、心の安らぎを求めて、音楽を聴いています。昔は仕事をする時に結構な音量で音楽をかけていました。家族が、よくそんな音楽をかけながら仕事ができるね、と言っていたものでしたが、今は、私にとって音楽というものの意味は変わったようです。
 心の安らぎを与えてくれるのは、私にはブラームスの曲でしょうね。ハンブルグのムジークハレで家内と聴いたブラームスのピアノ協奏曲2曲は、今も忘れません。先日DVDで、バレンボイム・チェリビダッケの、この2曲を入手し、やはり夫婦思い出のミュンヘンのガスタイクのホールを思い出しながら、聴きました。音楽はやはりいいです。
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安倍禮爾 さん、 (narkejp)
2012-11-04 07:35:01
コメントありがとうございます。ハンブルクでブラームス!!奥様とご一緒であれば、なお懐かしい思い出ですね。私のほうは、一昨日からひどい風邪をひきまして、昨日は終日寝込んでおりました。本当は、山形フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会でスメタナの「わが祖国」全曲演奏があったのですが、残念(T-T)
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