電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

コクヨのキャンパスノートで万年筆がスリップする件について

2012年10月09日 06時09分42秒 | 手帳文具書斎
コクヨのキャンパスノートは実に優等生のノートで、鉛筆にもボールペンにも適し、万年筆でも裏写りや裏抜けしにくい紙質なのに、安価で経済的で、国産ノートの品質水準を代表するものです。

ところが、最近、万年筆で書いていて、何度かスリップ空転するような現象に見舞われました。書こうと思っても、ツルツル滑ってインクが乗らず、ノートの別の箇所から書き始めてようやく続けられた、というような現象です。

そういえば、思い出しました。ずっと以前、大学に入学したての頃に、使っていたノートに万年筆で書いていたときにもその傾向はあって、それで大学生協ブランドのツバメノートを愛用するようになったのでした。しばらくしたら、大学生協も仕入れ値が折り合わなかったのか、ツバメノートから別会社に変更することになってしまい、買いだめした記憶があります。

手帳には主にジェットストリーム・ボールペンで書いていますが、最近は備忘録に万年筆を多用しています。意を決して、A5判横罫のツバメノートを、行きつけの文具店に10冊まとめて注文しました。入荷したら電話で連絡が入ることになっています。およそ35年ぶりにツバメノートを常用することになったら、どんな感想を持つのか、興味津津です。

うーむ。歴史は繰り返すのか。


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