小豆島映画村は規模も小さいし、展示物もさ程でも無い。でもお客様は引きも切らない。
小豆島映画村の鳥瞰絵図、たったこれだけの規模なんだけど…
オイラが訪れた時は、この絵よりもお客様は多かった。この謙虚さが良いんだよね。
この像に共感を覚えるのは、過ぎ去りし子供の頃への郷愁か、はたまた映画の素晴らしさか…
静かな波が打ち寄せる小豆島だが、波音は意外に大きい。
これが岬の分教場、映画では高峰秀子と田中裕子、テレビでは黒木瞳と松下奈緒が大石先生を演じた。
現実とフィクションがないまぜになって不思議な感覚。
まばゆいばかりに輝いている大石先生、現代の先生達はどんな思いで教壇に立つのだろう。
高峰秀子と言う女優の資質は、この一枚のポスターから半端ではないのが判る。
「二十四の瞳」の監督:木下恵介は浜松出身、高等学校の先輩でもある。
本当にこの人は、落ち着きの無い街:浜松で育ったのかな?
笠井文雄より