台風10号が過ぎ去って広島地方の空気は一変、秋間近かと思われる爽やかさが訪れました。
花便りに誘われて、世羅台地に足を運びました。
これは夕菅(ユウスゲ)と言う花らしい?
ここでは散り残るアザミが主役、夕菅は引き立て役に回ります。
そしてご当地きっての花形はこの花:鷺草(サギソウ)です。
天のはいざいとでも言うのでしょうか? 絶妙な姿かたちになっています。
数羽の鷺が戯れているのでしょう。
一服の名画を鑑賞できました。
時季外れで完全に引き立て役になってしまいましたが、名前:谷地沙参(やちしゃじん)が珍しいので納めてみました。
白無垢でまさに鳥の姿をしたのが鷺草なら、こちらは全く鳥には見えない姿ながら、命名は沢鵯(さわひよどり)、誰が名付けた名なのかしら?
秋の七草に名を連ねる女郎花(おみなえし)。
子供の頃 「はぎ・ききょう すすき・なでしこ おみなえし くず・ふじばかま これぞななくさ」と和歌になぞらえて覚えましたね。
そして鷺草に負けじと群落を形成する紫の花、名前知らずですが妙に存在感がありました。
これから世羅高原は、急速に秋が深まってゆくのでしょう。
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