足利幕府のバックアップで定められた?京都五山。
ずれも京の都有数の臨済宗のお寺である。
京都五山第5位とされる万寿寺を訪ねた。
鐘楼門の脇にすべて非公開との立札があったが、門が開かれていたので勝手に潜った。
本堂ではないと思うが、何の説明もない建屋がある。
建具のガラス障子がなんとも五山に似つかわしくないが・・・
前庭と思われる場所は、折からの雨で水たまりが出来ているが、綺麗に除草されている。
喚鐘と袴腰の鐘楼と五条塀はさすがに絵なる。
松をはじめ植生も丁寧に剪定されている。
事情があるのだろうがすべて非公開は残念。
京都五山 別格:南禅寺
第1位:天龍寺 第2位:相国寺 第3位:建仁寺 第4位:東福寺 第5位:万寿寺
第1位から第4位までは壮大な伽藍を持つ大寺だが、東福寺の塔頭の一つである第5位の万寿寺はなぜか格落ちの感が拭えない。
足利氏の時代には隆盛を極めたのか?