「尾張名古屋は城で持つ」「金の鯱鉾あるきゃぁも」かな。
名古屋市市役所側にある東口から城内へ入る。
雄大なお濠だがいつ見てもこの状態、まったく手入れがされておらず草茫々。「何とかならんのか」
二の丸へ向かう虎口もこの通り、舗装された車道や無粋な鎖柵などが景観を台無しにしており残念。
本丸御殿の再建に続いて、木造天守も建てられると聞くが、お城全体の姿を蘇らせないといけない。
城内に体育館があるためやむを得ない?はとんでもない間違い。
大相撲名古屋場所の「太鼓櫓」も、心なしか肩身が狭い。
文句を並べつつ二の丸跡へ、引いてみればそれなりの風情があるのだが…
二の丸庭園南湖に残された三尊石もこのありさま、湖底には雑草が一面に…
この看板の情報は初耳、那古野城に織田信長とは新鮮な響きである。
名古屋城に残された数少ない現存建物、ボランティアガイドから東南櫓と説明とされた
各地のお城では方位から、東南にある櫓は「辰巳櫓」と呼称されることが多いが…
木造で再建されるため間もなく覆いが掛けられる天守、しばしの見納めです。