三田誠広著・団塊の世代について、書かれている。
著者の本は始めて読みますが、女優の三田和代はお姉さん、という
ことで、名前は知っていて、「コピーの三田」の三田工業は実家である。
下記の文章を、紹介したいと思います。
はっきりいうが、希望を失った無気力な老人は、単に醜いだけでなく、
妻に迷惑をかけ、ことによると妻を死に至らせる、元凶である。
我慢強い妻は、心身症で倒れてしまうけれども、賢明な女性は、
さっさと夫を捨てて、一人で生き始める。
1人暮らしになった女性は、長生きする。
老いた妻にとって、夫は、ストレスの原因でしかない。
そんな粗大ゴミにならないように、老いても妻に愛され、信頼される
夫になるためには、将来に目標をもち、意欲的に努力と探索を続ける
男になることだ。
定年までのサラリーマン生活は、「本当の人生」を模索するための、
一種のモラトリアム期間だった。
定年で会社を辞め、会社という村社会から、離れたところから、いよ
いよ本当の人生が始まるのだ。
少なくとも家の中で「のんびり」と「ゆっくり」と、ミイラみたいにごろごろ
していることが、「本当の人生」ではないだろう。
*** 文中より ***
女性の立場になって、書かれているようにも思えますが、
定年を迎える方には、必読の本ではないでしょうか。
定年後の、本当の人生のスタートとは、何か、厳しいエールを
贈っているのではないでしょうか。
ウエーブで、イタズラ・・・
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ウオーキング~35分=4,450歩