気ままな思いを

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綴る雑日記です 

「中年って何?」を読んで

2008-03-04 | 読書



            三田誠広著・団塊の世代について、書かれている。

         著者の本は始めて読みますが、女優の三田和代はお姉さん、という
        ことで、名前は知っていて、「コピーの三田」の三田工業は実家である。

             下記の文章を、紹介したいと思います。


         はっきりいうが、希望を失った無気力な老人は、単に醜いだけでなく、
        妻に迷惑をかけ、ことによると妻を死に至らせる、元凶である。

         我慢強い妻は、心身症で倒れてしまうけれども、賢明な女性は、
        さっさと夫を捨てて、一人で生き始める。
              1人暮らしになった女性は、長生きする。

         老いた妻にとって、夫は、ストレスの原因でしかない。

         そんな粗大ゴミにならないように、老いても妻に愛され、信頼される
        夫になるためには、将来に目標をもち、意欲的に努力と探索を続ける
        男になることだ。

         定年までのサラリーマン生活は、「本当の人生」を模索するための、
        一種のモラトリアム期間だった。
        定年で会社を辞め、会社という村社会から、離れたところから、いよ
        いよ本当の人生が始まるのだ。

         少なくとも家の中で「のんびり」と「ゆっくり」と、ミイラみたいにごろごろ
        していることが、「本当の人生」ではないだろう。


                         *** 文中より ***


            女性の立場になって、書かれているようにも思えますが、
             定年を迎える方には、必読の本ではないでしょうか。

          定年後の、本当の人生のスタートとは、何か、厳しいエールを
                  贈っているのではないでしょうか。



  
                            ウエーブで、イタズラ・・・

 

          XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

                   ウオーキング~35分=4,450歩