阿川佐和子さんのエッセイより。
つい先日も大阪で「あんたインタビューとして失格や」、と見知らぬ
オッチャンの怒声を浴び、ひどく落ち込んで友人に告げると「そう思っ
ている人もいるだろうね」なんて、さらに落ち込む言葉を返されて、弱
り目にたたり目だ。
告白する相手を間違えると、悩みが増幅される場合もある。
そこで決心した。
めったやたらに、他人の同情を期待していかん。
自立心を養って、自分自身で逆境をのり切らなければ。
最近気にいっている不幸解消法がある。
すなわち、クルマの中で思いきり叫ぶのだ。もちろん、タクシーでも、
人様のクルマでもない。自分の運転するクルマの中にかぎる。
「バーヤロー・バーヤロー・バーヤロー」
三回くり返すと、なかなか気分がよろしい。
ついでに、「フザケルンジャネーヨ」とか、「ウルセーヤイ」なんてのを
つけ加えると、さらにスカッとする。
あら、お下品かしら。
*** 「トゲトゲの気持ち」文中より ***
人になにか打ち明けて、同調した返事がないと、打ち明けなけれ
ばよかった、と思うことはあるもので、 同調してもらいたい返答を、
期待して打ち明けているのである。
意に反して、反対のこと言われると、カチンときてしまうのです。
でもここで、カチンときてはいけないと思う。
「ああこういう意見も、こういう考えかたもあるのだ・・・」と反省できれ
ば、進歩の道にも?つながるのではないかと、思っています。
最近全然大きな声出すことも、歌うこともなく、たまにTVの歌番組
で、一緒に歌っても、声がかすれて出ないときが、多くなっています。
声も出さないと、衰えて?しまう・・・・・。
・・・ので、私はクルマの中で、チャルメラの音色を「あああ~ああ
ああああああー」、と音階をあげながら、発声練習をしています。
もちろん、自分の運転しているクルマの中です。
声を出すことで、少しはストレスが逃げてくれているかな?・・・と。
昨夜は、NHKの「きよしとこの夜」の番組に、
阿川佐和子さん、ゲスト出演していました。
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ウオーキング~36分=4,500歩