夏に限らず、梅雨のこの時期の蒸し暑さの汗も、不快なものです。
汗は出るのが自然であって、汗の出ないことは、また、心配なこと
でもあると、思います。
病気のために出る汗もありますが、
健康とは、切り離せないようです。
汗は不快で、匂いの元と嫌われがちだ。
しかし、汗は健康に密接にからんでいる。汗はよく尿と比較され、
体にとっていらないものと、思われがちだ。
尿は 腎臓でこし出された尿素やクレアチニンなどの老廃物
を含み、体外に出す必要がある。
汗は 皮膚の表面で蒸発し、蒸発潜熱が体熱を奪うことで
体温を一定に保つこと。
汗の水分や成分は、血液から作られたもので、「決して
不要物でも、汚いものでもありません」
*** 大橋 俊夫 信州大医学部長 ***
人間の汗腺には、実際に働く「能動汗腺」と、一時的に働きを止め
ている「休眠汗腺」がある。
頻繁に汗をかけば、休眠汗腺が能動汗腺に変わるといった、
微調整機能が体に備わっている。
最近は、冷房完備で能動汗腺が十分に増えない体で、夏を迎える
人が増えている。そんな人の汗は水分が少なく、しみ出した血液の
成分の割合が多い「べとべと汗」になり、体臭の原因となる。
汗をかくことをいとわず、能動汗腺を増やしておけば、夏場の汗も
水分の多い「さらさら汗」で、蒸発もスムーズ、においや不快さも
より少ないという。
*** 五味クリニック ・ 五味常明院長 ***
ダイエットなどを目的に、わざと厚着で運動し、汗をかく人がいるが
「無理に汗をかいても、水分補給すれば、体重は戻る。長い目でみれ
ば、涼しい格好で長く運動を続けた方が、効果は高いはず」
*** 慶応大学病院 ・ 石田 浩之医師 ***
XXX 朝日新聞より XXX
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ウオーキング~36分=4,350歩
今日は、汗タラタラでした。
水分補給はしています。