萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

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2018ラグビーシックスネーションズ、アイルランドのグランドスラムで幕。

2018年03月20日 | ラグビー、NFL

<アイルランドは最終節でイングランドを破り、グランドスラムを達成!お見事でした。>


<最終順位表>

日本時間の3月17日にロンドンで行われたシックスネーションズ2018年度の大勝負は、アイルランドがイングランドを24-15で下し、グランドスラム(全勝優勝)を達成して幕を閉じた。三連覇を目指したイングランドは3敗目を喫し、五位に終わった。

2月4日から始まった今年のシックスネーションズ。毎節、興奮しながら楽しんだ。歴史的にも複雑な関係を持つイングランド、アイルランド、スコットランド、ウエールズ、フランス、イタリアの6カ国が毎年国をあげて戦うこのラグビーはさながら武器を持たない戦争のようで、お互いのナショナリズムがもろにぶつかる。毎節、非常に緊張感のある好ゲームばかりであった。

190cm100kg超えのウイングが猛スピードで走り抜けようとするのを、臆することなく果敢にタックルして引き倒すデイフェンスや迫力のあるスクラム、劇的なトライシーン、正確なキックなどなど、見どころ満載で毎週(隔週の時もあったが)、興奮させられた1ヶ月半であった。

早くも来期が楽しみなのだが、2019年9月には日本開催のラグビーワールドカップがある。W杯では日本は今大会グランドスラムを果たしたアイルランドと3位スコットランドと同じグループAで予選リーグを戦うことになる。決勝トーナメントに出るためには少なくとも、どちらかに勝たねばならない。かなり高いハードルとなることは間違いない。特にアイルランドにはどうやったって勝てない気がする。目標をスコットランドに絞って徹底研究して対策を練ることが必要かと思える。2019年は2〜3月にシックスネーションズ。9月にはW杯が日本で観られる、というラグビーファンにはたまらない年になる。


【参考】シックスネーションズの歴史[ウィキペディアより抜粋]

1871年にスコットランドとイングランドの間で、史上初のテストマッチ(国代表チーム同士の正式な対戦)が行われた。次いで1875年にはアイルランド、1881年にはウェールズの代表チームが初めて結成され、それぞれイングランドとの間で最初のテストマッチを戦った。
まもなく、これら4か国の間では、毎年ほぼ総当たりでテストマッチが行われるようになったため、総合成績によって順位を決めるようになった。1882年から1883年にかけてアイルランド対ウェールズ戦を除くすべてのカードが開催され、イングランドが3戦全勝したのが第1回大会とされている。
1910年からフランスが大会に加わり、大会は「ファイブ・ネイションズ(5か国対抗)」と呼ばれるようになった。フランスはアマチュアリズムに反して選手に報酬を支払ったとされたため、1932年に大会から除外され、4か国による開催に戻った。1940年から第二次世界大戦のため中止。1947年に再開され、同時にフランスも復帰した。2000年からイタリアの参加に伴って、現在の大会名に変更された。
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