萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

”脳”力開発中。

2021年07月13日 | 健康、ダイエット

歳を取るにつれ脳細胞が日々消滅していくのは確かなようだが、それ以上に使っていない脳細胞が山ほどあるそうだ。その数は100年でも使い切れない量だという。つまり、人間という生き物は脳細胞を使い切ることなくその生を終えてしまっているのである。

であるから、歳をとっても日々脳を使うことで、さらなるステップアップが期待できるらしい。いや、脳を使わないと老化が早まってしまうので、歳を取れば取るほど頭は使わなければいけないのである。家事や料理は段取りや達成感を得るなど、脳にはとてもいいらしい。男性より女性の方が歳をとっても生き生きしているのは、女性は家事や料理を日常的にやっているからだそうだ。

また、右利きの人は左手を使うことで、今までの人生では、あまり使っていなかった右脳を開発できるそうだ。左手で歯を磨くとか、左手で文字を書くなど”左手”を日常に取り入れるだけで違うとのこと。

ということで、家事・料理は女子並みにやっているので、右脳開発のために、左手で「般若心経」を写経してみることにした。A3の藁半紙を二つ折りにしたA4用紙に鉛筆で書く。裏表に書くことで1枚の藁半紙で四回写経できる。1日四行から五行書いて、正味四日で般若心経一巻を仕上げた。

これが、栄えある第一回目の左手写経。5月7日〜13日の中の四日で書き終えたもの。字の大きさもバラバラだし、まっすぐ書けなかった。行間の取り方もまちまち。右手で書く時よりも鉛筆の先の方を強く握っていて、字の格好を整えるのに非常に苦労した。しかしながら、回を重ねていくうちにだんだん慣れてきて、次第に力を入れずに書けるようになった。

これは8回目(6月22日〜29日)のもの。字の大きさも均一化され行間もほぼ等間隔になり、全体的に随分とスッキリした感じに仕上がっている。約1ヶ月で右脳が開発され左手先が器用になったようだ。書斎に入ると、脳力開発とウォーミングアップを兼ねてこの「左手写経」をやるのだが、少々達成感もあって結構面白い。

で、実際脳は開発されたのか。自分で言うのもなんだが、なんとなく頭がよくなった、というか若返ったような気はしている(^.^)v。

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