<さいたまダービーでもないのに、異常な長蛇の列>
<まずは氷川様に7連勝、21不敗を祈願>
<本日、アウエイ側のホーム席。おかげでこの撮影ができた>
調子に乗るのは早いと思いながらも「落ちない大宮」→「負けない大宮」→「敵がない大宮」と社内で豪語した。さすがに、敵がいないは言い過ぎかと思ったが、今日の広島戦をみて言い過ぎではない、と確信した。とにかく、落ち着いている。横綱の試合運びだ。欧州リーグの中堅クラスが突如としてJリーグに現れ「サッカーとはこうやるのだ」と教えてくれているのではないかと思うぐらい、次元の違うチームが出来上がった、という印象である。
また、サポーター達も一級品であることが、さらに嬉しい。今日の試合で相手のゴールーキーパーが重傷を負って動けなくなった。担架で運ぶのも難しいぐらいの負傷だったので救急車が来るまで10数分間試合が中断した。2-1と勢いに乗っていた大宮だったが誰も文句を言わず、救急車で運ばれる時には負傷したキーパーにエールを送った大宮サポーター。試合終了後、そんなサポーター達に広島イレブンがお礼にきた。こんなシーンを観たのははじめてだ。お返しで大宮のイレブンも広島サポーターの前へ。素晴らしいと思った。何故か涙が出て来た。「スポーツマンシップ」とはこれだよな、と思った。
大宮の強さは技術だけではない。心技体すべて揃っているところにその強さがある。次節以降も期待できる。いいぞ、大宮アルディージャ!