演歌が過去のものになりつつある、
もともと演歌好きじゃなかったので、まあどうでもいいけどでもこのまま消えたらやっぱり寂しい。
しこしこの事情は外国でも同じだろう。
フランスの演歌、シャンソンは今ではすっかり過去の歌になってしまった。
新作はあるのだろうか。
イタリアのカンツォーネもそう。
アメリカのカントリーソングもまだあるのだろうか?
演歌以前の流行歌、これは完全に過去のものになってしまった。
流行歌と演歌これは明らかに違う。
演歌の湿っぽさ、恨みっぽさ・・・そんなものがない。
「青い山脈」
若く明るい 歌声に
雪崩(なだれ)は消える 花も咲く
青い山脈 雪割桜
空のはて
今日もわれらの 夢を呼ぶ
「夕焼けとんび」
夕焼け空が まっかっか
とんびがぐるりと 輪をかいた
ホーイノホイ
そこから東京が 見えるかい
見えたらここまで 降りて来な
火傷をせぬうち
早ッコヨ ホーイホイ
「月がとっても青いから」
月がとっても青いから
遠まわりして帰ろう
あの鈴懸の並木路(なみきじ)は
想い出の小径(こみち)よ
腕をやさしく組み合って
二人っきりでさあ帰ろう
昔の流行歌くだらない歌詞がおおいし、それ以上にうんざりさせられるのが伴奏。
歌詞に全く関係のないうるさいだけ。
こんなのを昔は喜んで聞いてたのだろうな・・・
でもその後の演歌にない明るさはある。
そしてこんな流行歌の一つにとっても流行った「お富さん」がある。
粋な黒塀 見越しの松に 婀娜(あだ)な姿の洗い髪
きっと団塊の世代以上の人ならみな知っているだろう。
歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけ うきなの よこぐし)」の一場面を歌った歌。
切られの与三郎が、中腰でお富さんに近づいて、
「ご新造さんへ・・・」
さらに一歩近づいて
「おかみさんへ・・・」
さらに一歩近づいて
「お富さんへ・・・」
ここでお富さんはハッとする。
「いやさ、お富久しぶりだなぁ~!」
歌舞伎の名場面だ。
昔、与三郎とお富いっしょに心中しようとしたのに失敗した。
お富は助かり与三郎は滅多切りにされて川に放り込まれる。
でも与三郎は生きていた。
お富もその後豪商の囲われ者になった。
そして何年もたって、与三郎はお富にあった。
でもお富は気づかない、
そこでこの有名な場面になる。
粋な黒塀 見越しの松に 婀娜(あだ)な姿の洗い髪
死んだはずだよ お富さん
生きていたとは お釈迦さまでも
知らぬ仏の お富さん
エーッサォー 玄冶店(げんやだな)
この詞なかなか難しい。
子供のころは、黒兵衛という名の粋な人かと思っていた。
見越しの松?お神輿に飾ってる松かと思っていた。
げんやだな・・・って何?
黒い塀越しに見える松、
その屋敷の中にしっとり濡れた黒髪のあだな姿のお富さんがいる。
切り刻まれて社会の末端で生きてきた与三郎はついつい恨みの一つも言いたいもの。
でも2番、3番の歌詞が好きだ
過ぎた昔を 恨むじゃないが
風も泌みるよ 傷の跡
久しぶりだな お富さん
今じゃ呼び名も 切られの与三よ
これで一分じゃ お富さん
エーサォー すまされめえ
かけちゃいけない 他人の花に
情けかけたが 身のさだめ
愚痴はよそうぜ お富さん
せめて今夜は さしつさされつ
飲んで明かそよ お富さん
エーサォー 茶わん酒
そうそう一晩思い切り呑んで過去の恨みは忘れよう!
・・・ところでなんで今頃、お富さん?
実は半年近くも前に買った車のナンバー、
なかなか.覚えられないのであて読みをつけようと思った。
でもなかなか思いつかない。
今までも読みにくい番号ばかり当たったのであて読みをつけるのに苦労した。
最初の車は「・・64」
これはすんなり「虫」とつけた。
次は「1089」ちょっと苦労した後「投薬」とつけた
その次は「2623」これは苦労した。
ちょっと苦しいながらも「浮浪児さん」にした。
そして今度は「4326」
これが一番苦労して。
そしてやっと思い浮かんだ「与三郎」
「切られの与三」という何とも情けない名がつけられた与三郎。
でも「切られの与三」だったらあちこちぶつかったり、すったりしても少しも構わない。
それどころかますます「切られの与三」って感じになってくる。
というわけでこれからこの車の愛称は「与三郎」にすることにした。
もともと演歌好きじゃなかったので、まあどうでもいいけどでもこのまま消えたらやっぱり寂しい。
しこしこの事情は外国でも同じだろう。
フランスの演歌、シャンソンは今ではすっかり過去の歌になってしまった。
新作はあるのだろうか。
イタリアのカンツォーネもそう。
アメリカのカントリーソングもまだあるのだろうか?
演歌以前の流行歌、これは完全に過去のものになってしまった。
流行歌と演歌これは明らかに違う。
演歌の湿っぽさ、恨みっぽさ・・・そんなものがない。
「青い山脈」
若く明るい 歌声に
雪崩(なだれ)は消える 花も咲く
青い山脈 雪割桜
空のはて
今日もわれらの 夢を呼ぶ
「夕焼けとんび」
夕焼け空が まっかっか
とんびがぐるりと 輪をかいた
ホーイノホイ
そこから東京が 見えるかい
見えたらここまで 降りて来な
火傷をせぬうち
早ッコヨ ホーイホイ
「月がとっても青いから」
月がとっても青いから
遠まわりして帰ろう
あの鈴懸の並木路(なみきじ)は
想い出の小径(こみち)よ
腕をやさしく組み合って
二人っきりでさあ帰ろう
昔の流行歌くだらない歌詞がおおいし、それ以上にうんざりさせられるのが伴奏。
歌詞に全く関係のないうるさいだけ。
こんなのを昔は喜んで聞いてたのだろうな・・・
でもその後の演歌にない明るさはある。
そしてこんな流行歌の一つにとっても流行った「お富さん」がある。
粋な黒塀 見越しの松に 婀娜(あだ)な姿の洗い髪
きっと団塊の世代以上の人ならみな知っているだろう。
歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけ うきなの よこぐし)」の一場面を歌った歌。
切られの与三郎が、中腰でお富さんに近づいて、
「ご新造さんへ・・・」
さらに一歩近づいて
「おかみさんへ・・・」
さらに一歩近づいて
「お富さんへ・・・」
ここでお富さんはハッとする。
「いやさ、お富久しぶりだなぁ~!」
歌舞伎の名場面だ。
昔、与三郎とお富いっしょに心中しようとしたのに失敗した。
お富は助かり与三郎は滅多切りにされて川に放り込まれる。
でも与三郎は生きていた。
お富もその後豪商の囲われ者になった。
そして何年もたって、与三郎はお富にあった。
でもお富は気づかない、
そこでこの有名な場面になる。
粋な黒塀 見越しの松に 婀娜(あだ)な姿の洗い髪
死んだはずだよ お富さん
生きていたとは お釈迦さまでも
知らぬ仏の お富さん
エーッサォー 玄冶店(げんやだな)
この詞なかなか難しい。
子供のころは、黒兵衛という名の粋な人かと思っていた。
見越しの松?お神輿に飾ってる松かと思っていた。
げんやだな・・・って何?
黒い塀越しに見える松、
その屋敷の中にしっとり濡れた黒髪のあだな姿のお富さんがいる。
切り刻まれて社会の末端で生きてきた与三郎はついつい恨みの一つも言いたいもの。
でも2番、3番の歌詞が好きだ
過ぎた昔を 恨むじゃないが
風も泌みるよ 傷の跡
久しぶりだな お富さん
今じゃ呼び名も 切られの与三よ
これで一分じゃ お富さん
エーサォー すまされめえ
かけちゃいけない 他人の花に
情けかけたが 身のさだめ
愚痴はよそうぜ お富さん
せめて今夜は さしつさされつ
飲んで明かそよ お富さん
エーサォー 茶わん酒
そうそう一晩思い切り呑んで過去の恨みは忘れよう!
・・・ところでなんで今頃、お富さん?
実は半年近くも前に買った車のナンバー、
なかなか.覚えられないのであて読みをつけようと思った。
でもなかなか思いつかない。
今までも読みにくい番号ばかり当たったのであて読みをつけるのに苦労した。
最初の車は「・・64」
これはすんなり「虫」とつけた。
次は「1089」ちょっと苦労した後「投薬」とつけた
その次は「2623」これは苦労した。
ちょっと苦しいながらも「浮浪児さん」にした。
そして今度は「4326」
これが一番苦労して。
そしてやっと思い浮かんだ「与三郎」
「切られの与三」という何とも情けない名がつけられた与三郎。
でも「切られの与三」だったらあちこちぶつかったり、すったりしても少しも構わない。
それどころかますます「切られの与三」って感じになってくる。
というわけでこれからこの車の愛称は「与三郎」にすることにした。