ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

ヤギの功罪(1)

2015年11月14日 20時36分04秒 | 山羊の話
山羊を飼ってよかったのかどうか・・・
山羊を手放してよかったのかどうか・・・
今でも結論は出ていない。

ヤギがいなくなってまだ2か月半。
でもずいぶん長い時間が経ったような気がする。

山羊を手放してよかったのかどうか・・・
きっとあと3年~5年は飼えたと思う。
でもそのあと・・・はたして飼えたのだろうか?

去年、山羊会のずっとずっと先輩の家族からヤギが飼えなくなったのでもらい先を探してほしいというメールを受け取った。
それで探して何とか受け入れ先が見つかった。
でも見つからなかったら?
ヤギの面倒も見られなくなり、
動物虐待!なんて言われることになったのではないだろうか?

ヤギは山羊だけでなくたいていのペットも人間よりも寿命は短い。
それでペットの死を考えていても自分が先に死ぬことを考えない。
でもちょっとしたことでも、夫婦の一人が入院しただけでもたちまちペットや家畜をどうしたらいいか大きな問題になってくる。
きっと誰だって、ペットの死を望まない、先送りしたい。
それで若いペットを飼いたい・・・と思うだろう。

去年山羊が飼えなくなって手放した家族のことを思うとつくづくわかる。
引きぎわ・・・

そう、それがたいせつなんだよね。
引きぎわ・・・
そこを見極めないで飼い続けると、世話もできない、餌さえ満足にやれない。
年取った山羊、もらい先も見つからない。
そして動物虐待にもなりかねない。

今、さいわい、我が家の4頭の山羊たち、とっても可愛がられている。
周りの人たちにも近くの小学校の子供たちにも・・・
よかったね!

(「山羊の功罪」しばらく連載します)
コメント
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