ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

山羊の功罪(4)~時間

2015年11月22日 06時13分02秒 | 山羊の話
ヤギがいなくなって得たものは時間。
今までいかにヤギに時間を取られていたか、
実際にかかった時間以外に精神的に取られていた時間も大きい。
旅行もせいぜい1泊まで。
旅先でも鶏のことはそんなに気にならなかったけどヤギのことは気になった。

そしていまヤギがいなくなってぽっかり空いた時間をただぐうたら過ごしている。
でもこのぐうたら時間がとっても楽しい。
根が生産的でない人間。
のほほんと過ごしている。

今年は花をいっぱい植えた。
今までは山羊を放すところには植えられなかったのだ。
これからは花だけでなく果樹も植えられる。
ヤギが果樹をかじるので植えられなかったのだ。
来年はこの農園をもっともっと花いっぱいにしたい。

しかし・・・その一方で思う。
この農園は来客が多い。
そして山羊に会うのを楽しみにしてる人も多かった。
山羊嫌い、という人はあまりいなかった。
たいていの人はヤギが好きかヤギに興味がないか、のどちらかで、
ヤギに興味のない人のほうがずっと多いと思っていた。
でもヤギがいなくなってそうでもないことに気付いた。
えっ、ヤギいないの?
というがっかりした顔を見るのはつらい。

ヤギは人を呼ぶ。
ヤギは何にもしなくても、ただいるだけで十分にその仕事をしている。

そこでふと思った、ヤギのショートステイを。
今のヤギ小屋を鶏小屋にして今30羽いる鶏を50羽位にしようかなぁと思ってたけど、
このまま山羊小屋として置いといてもいいんじゃないかなぁ~と。
山羊を飼ってて困ることは旅行の時、さらに困るのは入院の時。
入院が長引くと面倒見れなくなって、ヤギの虐待という事態にもなりかねない。

そんなときにまず必要なのは一時的に預かってくれるところ。
今4部屋あるので一組4ひき限定でボランティアで預かることができないだろうか?
長期だったらこちらだって何があるかわからないので、せいぜい3日程度。
それならできそうだ。
預かるのは一組だけ。
我が家が病気の感染源になってはかなわない。
当面はよく知ってる人の山羊だけ、あるいはその紹介の人の山羊だけだけ。
預けてそのまま引き取りに来ないような山羊飼いがいたら、わが家が山羊捨て場になったらかなわない。

時々違ったヤギに出会える楽しみもある。
そんなヤギのショートステイができないものだろうか?
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