イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

洲本沖釣行

2015年10月19日 | 2015釣り
場所:洲本沖
条件:小潮 10:23満潮
釣果:タチウオ 5匹

今日も小潮回りなので洲本沖へタチウオ狙いだ。前回はパッとしなかったので今日こそはと意気込んでこの日を待っていたが、午後1時までに出勤しなければならなくなってしまった。洲本沖に滞在できるのは午前10までだ。
会社の同僚も同乗するので少しでも長い時間釣りをしたいと思い午前5時15分に出港。しかしながら船の調子がどうもおかしい。スロットルを上げると船体が異常に振動する。
同僚が持っていたヘッドライトでスクリューを見てみるとどうもなにかが絡まっている。暗くて確かなことがわからないが、エンジンの不調でなければ大丈夫だろうと微速で洲本沖を目指す。北港釣り公園に差しかかったころにようやく水面下が見えるくらいになったので改めて見てみるとやはり何かが絡まっている。こんな時のためにと作ってあった鎌で探ると大量のビニールが引っかかってきた。ナイロン袋にしては大きすぎるし、養生シートのようなものではなく、一体何に使われていたものだろうか、困ったものだ。たぶん離岸した時にはすでに絡まっていたのだろう。大事なくてよかった。それからは全速で洲本沖へ。



ことのほか波が高く、本線航路を慎重に抜けて午前6時半頃にポイントに到着。
早速同僚が1匹釣り上げた。もう一人の同僚もヒットさせた。こちらにはアタリがない。こんな展開はどうもまずい。焦りだけが先行する。アタリはあるもののうまくフッキングさせられない。
焦りが焦りを呼んでまったくどうにもならない。リミットもあるので余計に焦ってしまう。
せっかく考案したアシストフックもうまく働かない。大きく合わせるとワイヤーに絡まってしまう。まあ、いままで幾多の人々がいろいろな策を講じてきたのだからこんな方法もすでに試されているだろう。世間に知れ渡っていないということはやはり意味がないということだろう。下手な考え休むに似たりだ。



午前9時頃まではそれなりにアタリはあったがその後は潮止まりに差しかかったのかアタリがまったくなくなった。リミット時刻に僕と同僚のひとりが連続でヒット。
ロスタイム15分までがんばったがあえなく終了。多分、また、このくらいの時刻からアタリが出始めるのかもしれないと思うと残念でならない。しかし、僕も悲しいかなサラリーマンだ。気持ちは別として体はそこにいなければならない。

顔を洗ってひげも剃って身だしなみを整えたつもりだが、顔が塩辛い。まったくこんな場所には似つかわしくない人間だ。



男は仕事を選び間違えると不幸極まりないというが、僕もその一人なのかもしれない。



そして、今日一番釣った同僚はエサの調達に非常に努力したらしい。コネを駆使して、刺身にできるほどのイワシを店頭で塩して冷凍までさせてもってきたらしい。それも大きな型ぞろいだ。
食いが渋っているときはエサの鮮度でも差が出てしまうのかもしれない。
コネがほしい・・。





コメント (6)
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