イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

生石山へ・・・

2015年10月23日 | Weblog
今日は当初の予定では森に暮らすひまじんさんをお誘いしてタチウオ狙いだったのだが、台風25号がゆっくり移動していて波は2メートル、うねりを伴うという予報だったのであえなく断念。代わりにこちらがお誘いただいて自然薯堀りとあいなった。春の山菜採りの時に秋は自然薯が掘れるんですよと聞いた時からこれはもう教えていただかなくてはと機会をうかがっていたのがこんな感じで実現した。

少し早い目に家を出てまずはススキの高原を散策。これはこれできれいな景色だが頭の中は食材のことでいっぱいになっている。所詮僕の頭の中は釣りのことと食べることだけなのだ。
しかし、朝日に輝くススキはきれいなものだ。

 

まずはひまじんさんのお宅におうかがいして薪ストーブで暖を取らせていただきいざ自然薯ポイントへ。そのポイントは意外や意外、道端だ。灯台基暗し、こんなところにお宝が眠っているらしい。
芋の蔓を伝いながら獲物の場所を特定するのだがこれがなかな難しい。葉っぱはなんとか見分けることができそうなのだがこの蔓にはたして芋が出きているのか・・・。結果的には僕が特定できた蔓はひとつだけ。あとはひまじんさんの指南で僕はひたすら掘るだけ。しかしこれも難しい。広範囲に土を掘って土に自然薯を固定したままで堀進まなくては折れてしまうと教えてもらっているのだが焦りと体力のバランスのせいでポキポキと貴重な芋を折ってしまう。
記念すべき最初の芋も3分割での掘り出しとなってしまった。



掘っている途中はこんな感じ。



ほとんど遺跡の発掘のようだ。発掘したことはないけれども・・・。

最終的な収穫は二人分でこんなにも採れてしまった。



バブルの頃だったら相当な価値だっただろうという感じだ。


家に帰って早速料理に取りかっかた。
お土産にいただいたキノコと自然薯、ムカゴのフルコースだ。

トロロは2種類。息子の希望で醤油出汁、ひまじんさんのおすすめ大根おろしでのばしたもの。どちらもすごい粘りでことのほか美味しい。

 

ムカゴはオリーブオイルとガーリックでソテー。これも普通に美味しい。



頂いたキノコはグラタンと中華風の炒め物。味が濃厚なので今夜のお酒は赤ワインを1本いってしまった。

 

今夜の食事はすべて山の恵みだ。なんとも贅沢、なんとも贅沢。ひまんじんさん、ありがとうございました!




コメント (2)
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