イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2015年10月03日 | 2015釣り
場所:加太沖
条件:中潮 10:01満潮
潮流:6:44転流 10:39 上り2.7ノット最強
釣果:ボウズ


今日はなぜか真鯛を釣りたい。夏が終わってからまだ真鯛にお目にかかっていない。ぎりぎりの中潮で、しかも昨日の早朝までの嵐も去ってくれた。

朝はとりあえず保険で紀ノ川沖でタチウオの仕掛けを引っぱってみたが、今日もダメだ。あきらめて釣り公園のほうへ向けて進み始めた時にやっとアタリが出てなんとか1匹だけ確保。
今の仕掛けが悪いのか、人は移り変われど自然はそんなに移り変わることはないだろう。どうしていままで喰っていた仕掛けがダメになったのだろう。わからない。

周りはすっかり明るくなってしまったので加太を目指して進路を変更。



田倉崎から友ヶ島にかけて、帝国軍の艦船が1艘しかいない。土曜日だいうのに・・・。これはきっと沖ノ島の向こうに集結しているに違いないと思って西の端、通称フェザーン回廊から侵入。
やはりいた。ポイント名でいうとコマサキあたりだ。



ぼくもあそこに行きたいが、どうも殺気を感じる。近づくとすぐにロックオンされそうだ。
僕は同盟軍がちょっとだけ散開しているコイズキのちょっと北側周辺からスタート。
これから潮が動き始める時刻だが、小さいながらいきなりアタリが出た。すぐに離されたがしばらくして大きなアタリ。間違いなく真鯛だ。3回ほど大きく竿を絞り込まれたのでこれはいけると思いきや、あえなくバラシ。もう少し食わせる時間を与えるべきだった。
帝国軍は潮が動き始めるにつれ島の際から沖へ出てコイズキ方向に移動してくる。こんな潮の時はこんな艦隊運動をするというのは参考になる。しかし、その根拠がわからないと応用がきかない。何事もロジックが大切だ。
間合いを詰めながら帝国艦隊に近づこうとしていたら、向こうから近づいてくることになってしまった。



その後はアタリらしきものはなく、潮が速くなるにつれ仕掛けを安定させられなくなってきた。
次のアタリは午前9時ごろ。オモリが底に着くか着かないかというときに急に持ち上げるようなアタリだった。たぶん10メートル以上一気に食いあげてきた。その後今度は一気に横に走り枝素を切られてしまった。
引きの強さと4号のフロロを切ってしまうところから想像して、ちょっと大きめのサゴシだったのではないだろうか。
3度目のアタリはそろそろやめちゃおうという時だった。典型的な真鯛のアタリ。こんどはゆっくり食わせてもう大丈夫だと思ったが、掛かりが浅かったか残念ながらこれもバラシ。
この時点で潮止まり。最後に残っていた帝国艦船も帰投の準備をしている。



僕もこれで終了。

天気はさわやかな秋晴れだが、どうもモヤモヤが晴れない釣行であった。



前回アジが釣れたポイントでは今日もチョクリをやっている船が出ていた。そして、よくかんがえたら中潮とはいえもう小潮に近い。
遠くに見えるタチウオポイントはかなりの船が出ている。



あまりにも真鯛にこだわりすぎたのが今日の敗因か。もう少し冷静に作戦を立てなければダメなのだろう。
僕のポリシーはその時に釣れる魚を一番簡単な方法で釣れるだけ釣るというものだ。ひとつの魚にこだわれるほどの腕など持っていなかったのだ・・・。


コメント
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