
場所:加太沖
条件:大潮7:23満潮
潮流:4:47転流 8:23上り2.5ノット最強 11:45転流
釣果:ハマチ2匹 マアジ5匹
先週の3連休は寒くて風が強くてという週末だったが、今週の週末は釣りに行けそうだ。
当初は、前回仕掛けも下ろさずに終わったアマダイに行くつもりであったがSNSで流れてくる情報では加太でまたハマチが釣れているらしい。
今月で軽油の免税措置が終わるのだからそれまではできるだけ遠くへというのもありだと急遽行き先を変更した。
かなり暖かくなるという予報ではあったのだが、それが原因かどうか、朝刊を取りにでた外の景色は幻想的であった。

ものすごい霧だ。港への道中もすごい霧である。

10年前にもそんなときがあったが、これは加太まで行くのに苦労が伴いそうだ。
港の前の橋をくぐり抜けた直後からすでに方向感覚を失っている。鉄鋼団地の護岸かと思って見ていた護岸は雑賀崎漁協の避難港の堤防であった・・。

一文字の切れ目を抜けることはできたが何も見えない。新々波止の赤灯台の灯りくらいは見えるだろうと思っていたがまったく見えない。途中で見つけた電気ウキをサルベージしていたら沖がどの向きかさえもわからなくなってしまった。

しかし、文明の利器の威力はすごい。最初の目標である四国ポイントへはGPSしか頼るものがないのだが、魚探のメモリーに記録された航跡を右に左によろけながらも辿ってゆくときちんとポイントにたどり着くことができた。
霧が発生しているということは風がないということなので釣りはしやすい。
しかし、この霧で新和歌浦の釣り船は乗合船を除いてみんな出港をあきらめたと菊新丸さんが言っていたように、船は少ない。

今日もサビキでスタートして潮流が最強を迎えたころに高仕掛けに変更するつもりだ。
四国ポイントの漁礁の上を通しているとアタリが出た。かなり引くがその引きからするとアジの予感である。上がってきたのは40センチを超える立派な鬼アジだ。仕掛けを下ろし始めてそれほど時間が経たずにアタリが出たのでもっと釣れるのではないかと期待をしたがその後はアタリが1度あっただけであった。その貴重なアタリも残念ながら魚を得ることはなかった。
ここで留まっていても無駄だろうと霧のなかテッパンポイントに向かう。沖はさらに
霧が濃く沖ノ島の影もまったく見えない。ここでも頼みの綱はGPSだけだ。
魚探の反応はこっちのほうがよく出ている。もう少しサビキを続けようとそのまま仕掛けを下ろすと、しばらくしてアタリが出た。大きくはないがマアジだ。これで叔父さんの家に持っていく分も確保できた。続いて今度はかなり大きなアタリ。間違いなくハマチだ。かなり引くのでメジロサイズか複数の魚が掛かっているようである。道糸は出ていくばかりだが水深と同じ長さだけ出てしまうとこれ以上は出せない。少し強引に道糸を巻き取りクッションゴムまでもう少しというところで引きが軽くなってしまった。あらら、バラしてしまったかと思ったがまだ魚は付いている。取り込めたのはハマチが1匹。そして枝素が1本切れてしまっていた。こういう場合はもちろん大きいほうの魚が掛かった糸が切れるのだが、やはりナイロン5号では無理があるのか・・。かと言って6号の糸を使うとなると喰いが落ちてしまうそうな気がする。もどかしいものだ。
先のアジと切られた枝素にはブルーの荷造り紐を使っていた。ずっとマルアジとゴマサバを釣るときのチョクリ仕掛けに使っていたものだが、それをサビキ仕掛けに転用してみた。もっと試さねばならないが、ひょっとしてこれはイケルのではないだろうか。
そろそろ高仕掛けの時間が迫ってきた。今日はサビキ仕掛けを仕舞うのではなく、舳先に置き竿をセットして下ろしたままにしておこうと考えている。

今日くらいの潮の流れだと十分にやれるだろう。そしてこの仕掛けには2回のアタリがあった。1匹目はハマチを取り込めたが2回目は高仕掛けに絡んでしまいそれを解いている間に魚がバレてしまった。1回目が問題なったので2回目もと思ったが甘かった。ここは不精をせずに全部回収すべきだったのかもしれない。
一気に竿先が曲がるというアタリが出るので、これはこれで面白い。
高仕掛けのほうはマアジが1匹で終わってしまった。しかし、その1匹が喰ってきたビニールはシルバーだった。

菊新丸さんからもらったシートはもったいないので代用品として100均のエマージェンシーシートを切ったものを使った。言わば、秘仏である唐招提寺の鑑真和上像のお前立の仏像のような位置づけである。これもイケそうだ。
今日は太陽が出ていなくて海中も暗かったのでシルバーが目立ったのかもしれない。
まあ、これも1匹だけのことなのでもっと検証をする必要はあるだろう。
午前10時を回ると早くも潮が緩くなってきて船は北風に押されるようになってきたのでここを潮時と終了した。
この時点でもまったく霧は晴れることなく、帰り道もGPS頼みだ。テレビのドキュメンタリー番組では生物というのは細菌にまで進化した時点ですでに地磁気を感じとる「磁気感覚」というものを獲得していたという。今でも、魚や鳥などは地磁気を頼りに行動をしているというが、僕にはそれの欠けらもないようだ。今、自分がどの方向を向いているのかということがまったくわからない。GPSがなかったらあらぬ方向を目指して帰っていたのだと思うとぞっとする。
今日の天気予報ではかなり暖かくなるということであったが、釣りをしている間は霧が太陽光線を遮っていたからか、ほぼ真冬じゃないかと思えるほどの寒さであった。予報を信じず防寒着を持っていってよかったという感じであった。帰途について新々波止の赤灯台の前を通るころには逆に異常に暑くなってきた。なんだかよくわからない天気であった。
早めに釣りを終えて港に戻ってきたのには理由がある。ワカメの調査をやっておきたかったのだ。しかし、にわかに吹き始めた強い北風に阻まれて磯に近づくことさえもできなかった。この寒さとはいえ、すでにシーズンたけなわ。早く行かねばと焦るばかりである・・。
条件:大潮7:23満潮
潮流:4:47転流 8:23上り2.5ノット最強 11:45転流
釣果:ハマチ2匹 マアジ5匹
先週の3連休は寒くて風が強くてという週末だったが、今週の週末は釣りに行けそうだ。
当初は、前回仕掛けも下ろさずに終わったアマダイに行くつもりであったがSNSで流れてくる情報では加太でまたハマチが釣れているらしい。
今月で軽油の免税措置が終わるのだからそれまではできるだけ遠くへというのもありだと急遽行き先を変更した。
かなり暖かくなるという予報ではあったのだが、それが原因かどうか、朝刊を取りにでた外の景色は幻想的であった。

ものすごい霧だ。港への道中もすごい霧である。

10年前にもそんなときがあったが、これは加太まで行くのに苦労が伴いそうだ。
港の前の橋をくぐり抜けた直後からすでに方向感覚を失っている。鉄鋼団地の護岸かと思って見ていた護岸は雑賀崎漁協の避難港の堤防であった・・。

一文字の切れ目を抜けることはできたが何も見えない。新々波止の赤灯台の灯りくらいは見えるだろうと思っていたがまったく見えない。途中で見つけた電気ウキをサルベージしていたら沖がどの向きかさえもわからなくなってしまった。

しかし、文明の利器の威力はすごい。最初の目標である四国ポイントへはGPSしか頼るものがないのだが、魚探のメモリーに記録された航跡を右に左によろけながらも辿ってゆくときちんとポイントにたどり着くことができた。
霧が発生しているということは風がないということなので釣りはしやすい。
しかし、この霧で新和歌浦の釣り船は乗合船を除いてみんな出港をあきらめたと菊新丸さんが言っていたように、船は少ない。

今日もサビキでスタートして潮流が最強を迎えたころに高仕掛けに変更するつもりだ。
四国ポイントの漁礁の上を通しているとアタリが出た。かなり引くがその引きからするとアジの予感である。上がってきたのは40センチを超える立派な鬼アジだ。仕掛けを下ろし始めてそれほど時間が経たずにアタリが出たのでもっと釣れるのではないかと期待をしたがその後はアタリが1度あっただけであった。その貴重なアタリも残念ながら魚を得ることはなかった。
ここで留まっていても無駄だろうと霧のなかテッパンポイントに向かう。沖はさらに
霧が濃く沖ノ島の影もまったく見えない。ここでも頼みの綱はGPSだけだ。
魚探の反応はこっちのほうがよく出ている。もう少しサビキを続けようとそのまま仕掛けを下ろすと、しばらくしてアタリが出た。大きくはないがマアジだ。これで叔父さんの家に持っていく分も確保できた。続いて今度はかなり大きなアタリ。間違いなくハマチだ。かなり引くのでメジロサイズか複数の魚が掛かっているようである。道糸は出ていくばかりだが水深と同じ長さだけ出てしまうとこれ以上は出せない。少し強引に道糸を巻き取りクッションゴムまでもう少しというところで引きが軽くなってしまった。あらら、バラしてしまったかと思ったがまだ魚は付いている。取り込めたのはハマチが1匹。そして枝素が1本切れてしまっていた。こういう場合はもちろん大きいほうの魚が掛かった糸が切れるのだが、やはりナイロン5号では無理があるのか・・。かと言って6号の糸を使うとなると喰いが落ちてしまうそうな気がする。もどかしいものだ。
先のアジと切られた枝素にはブルーの荷造り紐を使っていた。ずっとマルアジとゴマサバを釣るときのチョクリ仕掛けに使っていたものだが、それをサビキ仕掛けに転用してみた。もっと試さねばならないが、ひょっとしてこれはイケルのではないだろうか。
そろそろ高仕掛けの時間が迫ってきた。今日はサビキ仕掛けを仕舞うのではなく、舳先に置き竿をセットして下ろしたままにしておこうと考えている。

今日くらいの潮の流れだと十分にやれるだろう。そしてこの仕掛けには2回のアタリがあった。1匹目はハマチを取り込めたが2回目は高仕掛けに絡んでしまいそれを解いている間に魚がバレてしまった。1回目が問題なったので2回目もと思ったが甘かった。ここは不精をせずに全部回収すべきだったのかもしれない。
一気に竿先が曲がるというアタリが出るので、これはこれで面白い。
高仕掛けのほうはマアジが1匹で終わってしまった。しかし、その1匹が喰ってきたビニールはシルバーだった。

菊新丸さんからもらったシートはもったいないので代用品として100均のエマージェンシーシートを切ったものを使った。言わば、秘仏である唐招提寺の鑑真和上像のお前立の仏像のような位置づけである。これもイケそうだ。
今日は太陽が出ていなくて海中も暗かったのでシルバーが目立ったのかもしれない。
まあ、これも1匹だけのことなのでもっと検証をする必要はあるだろう。
午前10時を回ると早くも潮が緩くなってきて船は北風に押されるようになってきたのでここを潮時と終了した。
この時点でもまったく霧は晴れることなく、帰り道もGPS頼みだ。テレビのドキュメンタリー番組では生物というのは細菌にまで進化した時点ですでに地磁気を感じとる「磁気感覚」というものを獲得していたという。今でも、魚や鳥などは地磁気を頼りに行動をしているというが、僕にはそれの欠けらもないようだ。今、自分がどの方向を向いているのかということがまったくわからない。GPSがなかったらあらぬ方向を目指して帰っていたのだと思うとぞっとする。
今日の天気予報ではかなり暖かくなるということであったが、釣りをしている間は霧が太陽光線を遮っていたからか、ほぼ真冬じゃないかと思えるほどの寒さであった。予報を信じず防寒着を持っていってよかったという感じであった。帰途について新々波止の赤灯台の前を通るころには逆に異常に暑くなってきた。なんだかよくわからない天気であった。
早めに釣りを終えて港に戻ってきたのには理由がある。ワカメの調査をやっておきたかったのだ。しかし、にわかに吹き始めた強い北風に阻まれて磯に近づくことさえもできなかった。この寒さとはいえ、すでにシーズンたけなわ。早く行かねばと焦るばかりである・・。
私も1日に行って来ました。
仰るとおり、朝イチは凄い霧 GPS頼りに現場に向かいました。
釣果はツバス二匹に40センチぐらいの良い型のアジが釣れました。
鬼アジばかり釣れたら良いんですが、同じポイント流しても釣れるアジのサイズ違うんですね。
今度は小さいアジが釣れました。 アジの群れの、中に良い形のアジが交じっているんでしょうねー。
最後に四国近くのテッパンポイント流したのですが、アタリなかったので納竿にしました。
後で聞いたらそこで良い形のサバが釣れたみたいですねー、中々上手い事いかないですね。
春めいて来たのは良いのですが、花粉症が酷くて、くしゃみばかりしてたら持病の腰痛が悪化してしまいました。
季節の変わり目です、お体気をつけて下さいませ。
それではまた海上でお会いしましょう😀
いつもコメントありがとうございます。
ハルトさんも行かれていたのですね~。大変な日でした。
四国ポイントには帰りのときにもっずっと船が集まったままでしたが、そのサバの到来を待っていたのですね~。やはり、粘るということが必要ですね・・。