まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

ロッテ・ジョニー黒木が戦力外

2007年10月05日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

クライマックスシリーズ出場の6チームが決まり、いよいよ日本シリーズ出場に向けての熱戦が繰り広げられようとするその前の一時の静けさ。

古田や佐々岡、田中幸雄、水口、石井貴など、これまで球界を支えてきた名選手たちの引退が伝えられる一方、「○○選手に戦力外通告」という、非情なニュースが伝えられる時期でもある。どこかの本に書いてあったが、早い時期に戦力外通告されるというのは、それだけ本人が早くから次の道(現役続行を目指してトライアウトや他球団のテストを受けるというのも含めて)を探る余裕があるだけ、まだ球団の「親心」があるとか。

で、今シーズンも戦力外通告を受けた選手の名前が続々伝えられる中、とうとう、あの「ジョニー」こと、ロッテの黒木投手もその中に含まれることになった。

私と同じ1973年生まれ(この年生まれのプレーヤーはそうそうたるメンバーが揃っているのだ)ということと、あの気迫の投球スタイルというのにうならせるものがあり、黒木投手は好きな選手の一人だった。あの17連敗目を喫した、満塁本塁打を打たれた後の涙というのも印象的だったしね。

今のロッテ投手陣といえば清水、小林宏、渡辺俊、成瀬といったところで、これはこれで安定しているのだが、これが一世代前になると伊良部、小宮山、黒木という、いかにも「漢」が投げているなという感じがしたものだった。千葉のファンがあの熱狂的なスタイルを取るようになった原点というのは、やはり男が好むタイプ(ヘンな意味ではなく)であるこの3人にあるのではないかな。そういえば「ジョニ黒弁当」なんてのもあったよな・・・。

黒木投手本人は現役続行を希望し、12球団トライアウトはじめ、韓国、台湾、マイナー、独立リーグででもという意思があるとか。球威の衰えというのはあるのだろうが、きっとまたどこかのマウンドで、その勇姿というのをまた見せてくれることだろう・・・。

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