12月16日の総選挙。結果は皆さんもご承知のとおり、自民・公明で衆議院の絶対多数となる320議席を超える議席を確保。民主党は大幅に議席を減らし、第三極と言われた日本維新の会と日本未来の党が明暗を分けるという結果。
私も投票所で当日「2番目」で投票をして、その後は某テレビ局の出口調査のアンケートに協力をした。これまで投票所の一番乗りはあったけど、出口調査というのは初めてだった。
今回注目の日本維新の会も、全国的に見れば岡山の平沼、熊本の園田の両氏だけが勝利。後は大阪選挙区で当選というのだが、この大阪だけの「維新」の染まりようというのも結構違和感を覚える。果たしてこれだけを見て躍進と取るか、伸び悩みと取るか。
さてこのブログでも取り上げた大阪14区の2人の「たかし」。結果はこの土地で長年の地盤があり、維新という風にも乗った谷畑孝氏が当選。もう一人の「たかし」である長尾敬氏は、選挙期間中に自民党の公認を得たものの落選。重複の立候補でもなかったため比例復活当選もならず。
・・・選挙後だから明らかにするが、実は私が投票した「たかし」は、長尾氏のほう。前回の総選挙時は藤井寺での選挙権がなかったためにその人となりを知ることはなかったが、その後に移ってきて両氏の言い分をブログ等で見るに、「政党を鞍替えした者同士」という比較をすれば、まだ長尾氏のほうの主張が個人的には的を射てしっかりしたことを言っていたのかなと思う。「党」という枠組みを無視して、個人の政策として比較すればの話ではあるが。だから、今回の乱立選挙については、結局は「どこの党に投票する」というよりも、立候補者のパーソナリティーで選んだ・・・それが私の今回の投票行動。
今回復活当選もなく、また「フツーの人」に戻るわけだが、政策をガチンコで戦わせれば谷畑氏よりはよほど上だと思う。今の制度で無所属で当選できる可能性は極めて低いが、またいつの日か、「サラリーマンが政治家になる」ということの再度の実現として出てきてほしいものである・・・。
孝さんの方は私の結婚式に来てくれたんで、恩があったんですけどね。
自民党入りされた頃から親父と後援してたんですが。
まぁ、色々と考えさせられる選挙ではありましたね。
いろんな意味で心に残る選挙だったと思います。