今年も早いもので残すところあと1ヶ月。「今年も恋愛運のおみくじは当たりそうにないなぁ・・・」とアホな回顧などしていますが。
さて、毎年恒例の「現代用語の基礎知識」の読者審査員が選ぶ「流行語大賞」が発表された。昨年の「小泉劇場」に続く今年の大賞は、「イナバウアー」。そう、トリノ五輪のフィギュアスケートで金メダルをとった荒川静香の得意技。そういえば、あの頃はいろんなところで「イナバウアー」って言ってましたな。その一方、「あれって今年(2006年)の話だったっけ・・・」と、少し遠くを見るような目にもなる。その後にもいろんなことがあったせいか、トリノ五輪などはるか昔の出来事になってしまったのか。
そのほかには、こういう言葉が選ばれた。
「品格」・・・藤原正彦著『国家の品格』。→読んでないのでノーコメント。
「エロカッコイイ」・・・倖田來未。→国内より先に米国でブレイクしたときは「実力派」という見方をしていましたが、「エロカッコイイ」ばかりが一人歩きしていましたな。「12週連続シングル」も今年のことですよね?
「格差社会」・・・小泉政権。→実力重視の世の中となればこういう社会になるのは必然的。果たして「再チャレンジ」の効く社会となるのか?
「シンジラレナ~イ」・・・日本ハム・ヒルマン監督。→北海道のチームが日本一になったことは、プロ野球の歴史的な出来事でしょう。小笠原、新庄が抜けた穴を来年どう埋めるか。来年のパ・リーグはますます混戦するでしょう。
「たらこ・たらこ・たらこ」・・・たらこキューピー。→こういうのも流行語になるんですね。
「脳トレ」・・・川島隆太教授。→簡単なトレーニングならまだしも、「脳内サプリ」にはいつもモヤっとしている私。脳年齢は明治時代かもしれない。
「ハンカチ王子」・・・早実、斎藤投手。→「男ならタオルか手ぬぐいで汗を拭け!」とボヤくのは、脳年齢が明治時代なんでしょうな。ちなみに私の汗かきは、ハンカチでは間に合いません。
「ミクシィ」・・・株式会社ミクシィ。→「ミキティ」とか「ピクシー」とは違うんですね。
「メタボリック・シンドローム」・・・日本内科学会。→この言葉はもっと上位に来ると思ったんですがね。かくいう私はこの分野の流行の先端を行っております。
毎年現れる「新語・流行語」には、その後も広く社会に定着し、一般名詞となって老若男女に使われる言葉もあれば、本当に「流行」だけで、1年もすれば「古臭い」ものとなり、いつしか使われなくなる言葉もある。それを後に開封してみれば、その時の流行なり、世相がわかるというものである。今年受賞した言葉は、どうだろうか。「品格」とか「格差社会」、「メタボ」くらいは残るのだろうが、後は1年も経てば色あせるかな。それだけ、言葉というのは生き物であるということだろう。
果たして来年はどのような言葉が誕生するか。みんなが親しみやすく、明るい感じの言葉がはやるといいな。それには世相がもっと明るくならないと・・・・・。
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