まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

スカイマーク・エアラインズでスカイマーク・スタジアムへ・・・

2006年04月16日 | 旅行記E・関西

20064_002 先月16日、神戸新空港「マリンエア」が開港して1ヶ月。この空港建設に関しては賛否両論あるわけだが、せっかくできたのだからと一度のぞいてみることにする。

そしてちょうど15、16の週末は、神戸スカイマーク・スタジアムでオリックス・バファローズ対楽天イーグルス戦がある。今季神戸初観戦ということで、この日に照準を合わせる。そして、スカイマーク・スタジアムへ行くのだからと、15日の朝の羽田からのスカイマーク・エアラインズの便を押さえる。何かとお騒がせの航空会社であるが、やはり価格の安さというのは大きなセールスポイントのようで、この週末の神戸便は軒並み満席のようだった。

20064_062_1 15日朝、羽田空港に向かう。第2ターミナルの端の方がスカイマークの窓口。自動チェックイン機がなく、事前にネットで申し込んだ場合は決済用のクレジットカードを窓口に差し出してチェックイン。

さて搭乗。左右3列ずつの小型機。さまざまな制約でジャンボが乗り入れられないというのはあるだろうが、羽田から出る便がこんなことでいいのかという気もする。

機内はシンプルを旨としており、オーディオやテレビモニタ、飲み物などのサービスなどは一切なし。それはそれで、値段にも還元されることだし、また機内で余計に構われることがなくて気楽だ。客室乗務員に懇切丁寧にサービスしてもらうのも快適な空の旅なのだろうが、何だかこちらが逆に気を遣ってしまう。

20064_006_2 出発時の東京は晴れ、上空から富士山も見られたのだが、西へ向かうにつれて雲が広がり、視界も悪くなる。やはり西日本の雨の予報はそのまま当たっているようだ。

着陸となり、空港の西側、明石海峡方面から高度をさげて滑走路に進入する。当たり前のことだが、スカイマークで無事に神戸に上陸。

さて、「マリンエア」見学である。到着ロビーから出発ロビーへと足を向ける。航空会社のカウンターや、神戸みやげ、そして、吉本興業や阪神タイガースのキャラクターグッズを売る店が並ぶ。この店には珍しいことにオリックス・バファローズグッズも並んでいた。どのくらい購入者がいるかは定かではないが・・・・。

20064_015 ただ、ロビーを歩いたり、展望デッキから飛行機を眺めても、やはり「地方空港」なのである。「こんなもん?」てな感じで。出入りする飛行機も小さいのばかりであるし、端から端まで見渡せるのも地方空港サイズだ。

結局、変に伊丹と関西空港の顔を立てて遠慮している存在のように見えた。今は開業したてで私のような見物客もいるからそれなりに賑わうのだろうが、よほどPRに努めないと、本当の地方空港になってしまう。同じ関西圏の空港で、どのような役割を持つか。神戸沖なのだから、神戸市内、阪神間、播州地方、それに高松・徳島あたりの客も取り込めないだろうか。航路と時間設定にもよるのだろうが・・・。

20064_011_1空港見学を終え、わざわざ大阪市内からリムジンで乗りつけたS氏と合流。路線延伸したポートライナーで三宮まで出て、地下鉄山手線に乗り、スカイマークスタジアムへ向かう。外は小雨状態で、このままであれば何とか試合ができないこともないか。

ただ、10時半頃に総合運動公園駅に着いたところ、なんと「試合中止」の放送。ウーン、やはり無理だったか。神戸の山の中。今は小雨でもこの後もっと降りやすくなるということか。ドーム球場が多い中、「雨天中止」の憂き目に遭うのもそうあることではない。

さすがに「スカイマーク・エアラインズでスカイマーク・スタジアムへ」とは行かなかった。世の中、描いた計画通りにはなかなか運ばないもの。

ただ今日は夜まで時間がある。それまでの間、S氏にお付き合いいただいて、「神戸休暇」ということに路線変更。というわけで、総合運動公園駅の改札を出ずに、そのまま三宮方面に引き返す・・・・(続く)。

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