オリックス・バファローズにとって初めてのクライマックスシリーズ。日本ハムとの第2戦に臨んだが、結局7対2で日本ハムが連勝、第1ステージの勝者は日本ハムということになった。
私も友人同伴で、初めてのCSを観戦しに京セラドーム大阪に現れる。「舞うか!大石オリックス」のポスターに出迎えられ、内野席上段に陣取る。やはり公式戦とは違う独特の雰囲気だった。(イニングの合間に流れる映像も企業のCMなどではなく、対日本ハムを意識したつくりになっていて格好よかった)
試合はオリックスが勝ち頭の小松、日本ハムが左腕・藤井。第1戦こそダルビッシュの力投に抑えられたが、第2戦は小松の登場、打線の奮起、また日本ハムは稲葉が負傷欠場ということで、必ずや五分に持ち込んでくれるものと期待していた。
・・・ところが、試合運びに硬さが見られたのはオリックスのほうだったかな。
派手さはないがジワジワと攻めてくる日本ハムの攻撃の中で、先制点となった一輝のフライ落球(一塁走者と重なったために目測を誤ったように見えたが)や、3点目の後藤のフライ落球(序盤にスーパープレーを見せるなど、守備に定評のある選手だけに「まさか」と思った)など痛いプレーが重なった。また、打線も藤井の前になかなかチャンスがつかめなかった。
結局は硬さが見られたオリックスに対し、クライマックスシリーズ、日本シリーズと短期決戦の場数を踏んでいる日本ハムナインと、梨田監督の選手起用がぴたりと当たったことから、日本ハムの連勝という形での第1ステージ終了となった。総合的な面では日本ハムに一日の長があったということだろう。
バファローズファンとしてはここで終戦となったことについて残念な気持ちで一杯であるが、その一方で、「よくここまで戦ってくれた」と、急な監督就任の中で立派に指揮をとった大石監督と、これまで潜在していた力を引き出した選手たちには賞賛の言葉を贈りたいのである。
やれ「合併球団」だの「寄せ集め球団」だのと悪口を言われるうえに、今年は外国人選手獲得をめぐるトラブル、序盤から故障者も続出し、最下位と低迷、多額の借金を抱えた挙句にはコリンズ監督の辞任と、「本当にこのチームはどうなってしまうのだろう」と思っていた。それが北京五輪という特殊事情もある中で、借金返済、2位でクライマックスシリーズ開催となったのだから・・・。私としても十分に楽しめたシーズンであった。本当にお疲れ様でした。
この経験を糧にして、ぜひ来年こそは・・・・!
秋になり、季節が変わるこのころ、野球界では監督人事や選手の引退報道など、はやストーブリーグ突入の球団もあり。
諸事情により体調にも異変が起きやすくなります。
心身ともに実りの秋にしましょう?????
ただ野球そのものは、形を変えてもう1、2試合くらい観たいなと思ってます。
体調を崩さないよう節制に努めないといけないと言われてますので、気をつけます。