まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

西国四十九薬師めぐり~年の瀬、弾丸で

2020年12月25日 | 西国四十九薬師

12月25日、2020年も実質今日で仕事納めというところも多いのではないだろうか。少し早いが1年を振り返ると、今年は夏の猛暑の中という批判がありながらも東京五輪、札幌マラソンで賑わう1年になるはずのところ、コロナ禍一色であった。テレビのニュースはといえば連日コロナばかりで、一時はテレビそのものを一切見なかった日もある。

私自身は異動、転居ということで大きな環境の変化はあったが、今年は四季を通して何だか季節の旬の話題というのも少なかったように思う。前夜はそういえばクリスマスイブだったのだが、そのことも気づかずにいつものように帰宅時に夕食の献立を買い求め、家で普通にビールを飲んでいた。元々クリスマスイブに縁のない人間とはいえ、例えば夕食も洋風のものをいただくとか、ビールではなくワインとかシャンパンとか、ちょっと飲むものを変えるとか、何かしらあったのではと思う。

それはさておき、部屋の大掃除は27日に行うとして、26日はちょっと出かけることにする。幸い、GoToトラベルキャンペーンで夏の中国観音霊場めぐりで利用したフェリー(個室)代、ホテル代の還付請求分が指定口座に入金されていた。GoToトラベルもこのたび一時停止になるし、還付金額もわずかなものであるが、忘れた頃にこうしたお金が出るというのもちょっとしたクリスマスプレゼントのようなものである。

出かけるにあたっては、西国四十九薬師めぐり&西国三十三所3巡目の続きである。前回の亀岡シリーズの次にサイコロで決まったのは、播磨シリーズ。西国四十九薬師めぐりでいえば、兵庫の太子町にある第23番の斑鳩寺、同じく福崎町にある第24番の神積寺。そして、その間に挟まる形で、まだ西国3巡目では訪ねていない第27番の圓教寺。

これらを1日で回るとなると結構忙しい。斑鳩寺は、新西国三十三所の札所で訪ねたことがあり、その時は山陽電車の網干から、JRの網干を経由する路線バスで移動して参詣し、その後は本竜野に抜けている。そして圓教寺は姫路からバス~ロープウェイ。神積寺は、播但線の福崎から徒歩3キロあまりとある。福崎も新西国三十三所の札所の金剛城寺で訪ねたことがある。金剛城寺は一度参詣した際、寺の方が誰もいなくて朱印がいただけず、後日改めて出直したことがある。柳田國男の生誕地で、先日訪ねた三次と同じく「妖怪」での観光PRを行っている。

・・・列車で網干~竜野~姫路~書写山~姫路~福崎と移動するのも結構慌ただしい。そこで、広島からまだ近いという理由で、今回は軽自動車を走らせることにする。広島から福崎までが250~260キロといったところ。そして、高速道路で単純に往復するのではなくて、あえて「国道2号線をひた走る(バイパス含めて)」ことをやってみる。

かつての広島勤務時代も、高速代を惜しんで国道2号線を東へ西へと走ってみたことがしばしばある。それを久しぶりにやってみようかなというところだ。予報を見る限りでは山陽側では天候の心配はなさそうだ。3つの寺を日帰りで回ることをベースとして、時間があればプラスアルファ、それもクルマならではというところに立ち寄ってみよう。

では、安全運転で・・・。

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