吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2006年09月22日/〈日記〉021・「ハート形」のジャガイモ発見

2006-09-22 09:01:14 | 日記
 台所で夕食のカレーを作っていた細君が21日午後、「ハート形」のジャガイモを見つけました。=写真下:同日午後1時20分撮影=。



 今月10日、宗像市の農産物直売所「アクシス玄海」で購入した袋詰めのジャガイモの中にあったそうです。農協を通じて正規の青果市場に出荷されるのなら、規格に合わない不揃い品として出回らなかったでしょう。なんだか、ホッとした気持ちになり、しばらく食卓に置いておくことにしました。「ハート形」のジャガイモなんて、ちょっとハートが温かくなるようで、いいですよね。


 22日朝、福津市新東区を散歩の途中、住宅街と田んぼの間を流れる側溝で、体長15㌢くらいのフナが白い腹を見せて浮いていました。水量が少なくなり、砂の上で何度もはねながら、流れに戻れず、もどかしそう。

 やや下流の浅いところでも、小魚がピチピチとはねています。このままでは、近くの田んぼにいたダイサギ=写真下:福津市在自の田んぼで午前6時40分撮影=や、カラスの餌食になってしまうでしょう。……と思った矢先、フナは大きくはね上がり、やっと下流の水中に入れました。フナ君、よかったな、とこれまたホッとしました。


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006年09月21日/〈日記〉020・「宮地岳神社放生会」始まる

2006-09-21 11:56:14 | 日記
 秋晴れの21日朝、福津市的岡の対馬見通りの畑で、センニチコウ(ヒユ科)の花が鮮やかに咲いていました=写真は午前7時15分撮影=。濃い赤紫と、薄い桃色の2種類の花の色合いが綺麗です。熱帯アメリカ原産の花で、夏から秋まで花の咲く期間が長く、文字通り「千日紅」。球状の花が、力強い小さな拳のように見えました。


 対馬見通りを歩いて帰宅中、福津市宮司の宮地嶽神社の方から「ポン、ポン、ポーン」と、威勢のいい打ち上げ花火の音が響いてきました。
 今日から始まった秋季大祭〝宮地放生会〟幕開けの合図です。祭り初日のイベントは、午後7時から同市宮地浜の特設舞台で「太鼓の夕べ」があり、勇壮な太鼓演奏やもちまきが行われる予定。
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2006年9月21日〈津屋崎学〉005:「金刀比羅神社」が在自山にある訳は

2006-09-21 09:36:55 | 郷土史
●写真上:金刀比羅神社拝殿=福津市在自で、06年9月7日午前6時20分撮影

・琢二と清の郷土史談義
『津屋崎学』

第5回:2006.09.21
  「金刀比羅神社」が在自山にある訳は

清 「筑紫路に秋を告げる神社の秋季大祭「放生会(ほうじょうや)」で、毎年9月9日幕開けしてトップを飾る金刀比羅(こんぴら)神社は、なんで福津市の在自山(あらじやま)にあると。教えちゃらんね、叔父さん」
琢二 「在自山は津屋崎で一番高い山で、国土地理院2万5千分の1地図による標高は249㍍だ。古名は天蓋山(てんがいざん)といい、古宮(ふるみや)社殿は山頂にある。麓から見上げたら山頂下近くに見える展望所の赤い鳥居=写真下=06年5月16日午後4時20分撮影=のところから登ってすぐ上だ。


現在の拝殿=〈津屋崎学〉005の見出し上の写真=は山ろく近くにあり、星ケ丘団地北端の北隣だ。主祭神は、大物主(おおものぬし)と応神天皇、仁徳天皇、神功(じんぐう)皇后。もともと室町時代の文安2年(1445年)、山伏の定海法印が古宮の天蓋山山頂に農耕と財宝、水、雨乞いの神とされる金山彦神を祀ったのが神社の始まりだ。さらに江戸時代の宝永年間(1704-1711年)に修験僧の一楽院元海法印が讃岐国象頭山(ぞうずさん)に詣で、金刀比羅大権現を勧請合祀して山頂の古宮に社殿を創建した。金刀比羅大権現の分霊を請い迎える、つまり祭神を勧請して一社に合わせ祀ったわけだ。その後、神社は現在地に移された。境内には、山頂に鎮座する金山彦神と金毘羅神を遥かに拝む〈天蓋山古宮遥拝所〉の石碑=写真下:06年9月7日午前6時20分撮影=が建てられている。金刀比羅大権現は、今は金刀比羅宮(ことひらぐう)と言い、金毘羅宮とか琴平宮とも書かれ、一般には〝こんぴらさん〟と呼ばれて親しまれているよ」


清 「讃岐の〝こんぴらさん〟と言うたら、今の香川県琴平町の金刀比羅宮か。〈♪こんぴら船々追風(おいて)に帆かけてシュラシュシュシュ/まわれば四国は讃州那珂の郡(こおり)象頭山金毘羅大権現(こんぴらだいごんげん)〉という歌があるよね」
琢二 「江戸時代の里謡だ。よく知ってたな。金刀比羅宮は標高521㍍の象頭山の中腹に鎮座し、祭神は大物主神、つまり大国主神(おおくにぬしのかみ)で、農業殖産、漁業航海、医薬、技芸など広汎な神徳を持つ神様として、全国の人々の厚い信仰を集めている。つづめて言うと、国造りを行い、海上の守護神だな」

清 「〝在自のこんぴらさん〟も祭神にはいろいろあるけど、代表するのは大国主神やね」
琢二 「そう。とりわけ、農耕神と水乞いの神様だろうな。江戸時代に発刊された『筑前国続風土記付録』によると、晴れを祈り、雨を乞い、牛馬の災難を免れ、無事を祈願すれば、その応えがあると言われているよ」
清 「ほう、霊験あらたかなんや」
琢二 「金刀比羅さんに参ると、お金が授かるとも言われている。財宝の神とされる金山彦神を祀ったのが神社の始まりだからかな」
清 「それから、神社の勧請の初めが山伏というのは、なんで?」
琢二 「昔は奈良時代の呪術者・役小角(えんのおづぬ)が起こした修験道の山伏が全国にいて、九州では天蓋山頂、福岡県太宰府市の宝満山、同県添田町の英彦山、大分県・国東などに多かった。修験道は仏教の一派で山岳に寝起きして修行し、修行する人を修験者とか修験僧、山伏と呼んだ。このうち真言修験の三宝院の流れをくむ〈当山派〉に属する〈一楽院〉の修験僧により天蓋山頂に創建された金刀比羅神社は、福岡県・宗像、粕谷両郡内の修験のメッカだったといえる」
清 「へー、在自山が修験道の山だったなんて、知らなかったな。今度、登って古宮を拝んでこよう」
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2006年9月20日〈津屋崎の四季〉012:ヒガンバナが咲き始めました

2006-09-20 08:38:30 | 風物
 「彼岸入り」の20日、福津市津屋崎は朝から久しぶりの秋晴れ。早朝の散歩の途中、同市在自を流れる新川の土手で、一輪の赤いヒガンバナ(ヒガンバナ科)が咲き始めているのに気づきました=写真は午前6時40分撮影=。


 そのうち田んぼの畦や堤の縁でも、真紅の花が咲き誇る日も近そうです。最近は、白い花のシロハナヒガンバナを庭に植えている家も見かけますね。
 
 別名の曼珠紗華(まんじゅしゃげ)は梵語で「赤い花」の意味。北原白秋の詩篇「曼珠紗華」は、「ひがんばな」のルビ付きで、不気味な4連で構成されています。
〈ゴンシャン、ゴンシャン、
何処へ行く。
赤いお墓の曼珠紗華、
曼珠紗華、
けふも手折りに来たわいな。〉(1連)

 あす21日から23日までは、福津市宮司、宮地嶽神社の秋季大祭(宮地放生会)。津屋崎も、いよいよ秋たけなわです。昨年は3日間で約20万人の人出だったとか。今年はさらに賑わいを期待して、メーンイベントの御神幸行列を例年の祭り初日から最終日の祝日の23日に変更、演歌歌手・神野美伽(しんの・みか)さんが「祭王」として率いる行列は同市宮地浜を正午に出て、神社へ向かいます。
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2006年9月19日〈津屋崎学〉004:産土神は「波折神社」か

2006-09-19 08:39:51 | 郷土史

●写真①:「波折神社」拝殿=福津市津屋崎古小路で、08年2月18日午後1時33分撮影

・琢二と清の郷土史談義
『津屋崎学』
第4回:2006.09.19
  産土神は「波折神社」か

清 「おはよう、叔父さん。おととい17日に九州を襲った台風13号は、ひどかったね」
琢二 「おう、強い風やったな」
清 「昔の人も、台風や地震などの自然災害や天変地異があるたんびに、神様・仏様に祈ったっちゃろうね。それで質問ばってん、津屋崎の鎮守の神様っていうか、産土神(うぶすながみ)っていうたら、どこね。普通に考えたら福津市古小路(こしょうじ)にある波折(なみおり)神社=写真①=やろうか。ばってん、〝神郡・宗像(しんぐん・むなかた)〟とかいうて旧宗像郡内の産土神は宗像市にある宗像大社のごとある気もするし、福津市宮司元町の宮地嶽神社も年間200万人以上が参拝して九州では太宰府天満宮に次いで参拝客の多い大きな神社のうえ、身近に感じるけんね」
琢二 「産土神とは、産土(うぶすな)、つまり人の生まれた土地を守護する神のことだ。鎮守の神とか、氏神とも言うな。子供が生まれて百日目に初めて産土神に参拝するのを宮参りとか、産土参り、産土詣でなどと言う。今の宮地嶽神社では初宮参りと言って、男の子は生後30日目、女の子は31目に参るのが一般的だと案内しているが、まァ、赤ちゃんの体調のいい日に参り、健やかな成長を祈願すればいいんだよ。清の初宮参りは、氏神様の波折神社に行ったはずだ」
清 「やっぱり、波折神社が氏神様なんやね」
琢二 「前回の〈津屋崎学〉003:地名「天神町」の由来――でも話した通り、旧津屋崎町が平成10年(1998年)に発行した同町史民俗調査報告書『津屋崎の民俗 第四集』(北の一、北の二、新町・天神町・東町)という本があるが、この中に天神町は〈明治初年まで現在の岡の二、岡の三、末広などとともに津屋崎村に属し〉とあり、〈六信仰 (一)ムラで祀る神〉のくだりには、〈村落神 波折神社を氏神という〉とある。〈波折神社〉については、〈祭神、住吉大神・志賀大神・貴船大神〉と書かれている」
清 「〈村落神 波折神社〉か。町の調査報告書でも、村の鎮守の神様は波折神社なんだ。〈♪村の鎮守の神様の/今日(きょう)はめでたい御祭日(おまつりび)/どんどんひゃらら、どんひゃらら/どんどんひゃらら、どんひゃらら/朝から聞こえる笛太鼓〉と歌う葛原しげる作詞、南熊衛作曲の童謡で〈村祭〉っていうのがあったよね」
琢二 「よく知ってるな。もっとも、波折神社の氏子で、宗像神社の氏子にもなっている人もいるがな」
清 「宗像大社は〝交通安全の神様〟、宮地嶽神社は〝商売繁盛の神様〟、太宰府天満宮は〝学問の神様〟といわれとうけん、氏神様以外でも専門別にお参りして氏子になってもよかたいね」
琢二 「はっ、はっ、は。日本は、西洋みたいに一神教じゃない八百万の神の国だからな」

清 「それでは、波折神社は何の神様って言うたらよかっちゃろうか」
琢二 「波折神社境内に掲示されている〈波折神社縁起〉=写真②=によると、〈祭神=瀬織津姫大神、住吉大神、志賀大神の三座〉と表記。以下、次のように説明している。


写真②:境内に掲示されている〈波折神社縁起〉
     =波折神社で、08年2月18日午後1時36分撮影

〈縁起によれば神功皇后の新羅を遠征せられ凱旋し給いし時に、この三神当浦渡村鼓島に現われ給いしにより皇后この浦の岡分河原崎の宮之本という地字に神垣を造りて斎祀せらる。昔この浦の漁夫三人沖に出て釣せしが大風荒波に遭い雷鳴さえも加わり海大いに振動す故に漁夫諸共にこの三神に救いを祈りし処、忽ち御姿を現し給い隆起する波穂の上に立ち給いて雲の如き波頭を御袖をあげて打ち払い給うと見えしが、逆巻く荒波は見る間に治まりて遥かの沖に過ぎ、暫時、海上静かとなりし故、荒波を折って辛うじて舟は鼓島に漂着。風待ちすること三日、飢え迫りし折柄再び先の三神現われ給い飲食を与え給う。これを食すと覚えしが、忽ち人ここちつき力の限り波涛を淩ぎてこの浦に漕ぎ着けたり。初め三神の舟上に現われ給いし跡に三箇の石あり、捧持して帰り御神体として祭れり。これより波折大神と称し奉る。かくていにしえ彼の河原崎の宮之本に祭られしより時移り八十四代順徳天皇の承久三年此処に移し奉る〉

清 「だいたい分かった。で、祭神・瀬織津姫大神、住吉大神、志賀大神の三神とはどんな神様?」
琢二 「先に話した通り、『津屋崎の民俗 第四集』では、波折神社の祭神は〈住吉大神・志賀大神・貴船大神〉と書かれており、〈貴船大神〉が〈波折神社縁起〉に出てくる〈瀬織津姫大神〉と食い違っているな。まず、住吉大神は海上と航海の安全、大漁満足を守護する。つまり、海上の安全と大漁を祈願する御神徳がある神様だ。志賀大神は、天照大神の降臨に先立ち大宇宙を浄化されたとされる神。貴船大神は水の神。瀬織津姫(セオリツヒメ)大神も同じく水の神で、世の禍事罪穢れを祓ってくれる神様だ」
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2006年09月18日/〈日記〉019・強烈台風13号で被害さんざん

2006-09-18 08:54:53 | 日記
 強い台風13号が長崎県に上陸、福岡市沖の玄界灘に抜けて一夜明けた18日、福岡県福津市は朝から小雨でした。台風一過のからりとした晴れ間は、期待はずれです。

 17日午前、細君と行った福岡市東区、筥崎宮の秋季大祭「筥崎放生会」は、私たちが帰宅後の夕方には中止になったとか。福岡管区気象台の観測では、最大瞬間風速は福岡市で観測史上2位の49㍍を記録したといい、突風のため九州各地で死傷者が相次ぎ、JRの特急電車が脱線、横転するなど、台風13号は強烈でした。

 18日朝、福津市津屋崎在自の田んぼでは、刈り入れ前の稲が倒れていました=写真下:午前6時33分撮影=。


同市古小路の波折神社でも、風で折れたクスノキの枝が境内に散乱=写真下:午前7時18分撮影=。


野鳥の飛び回る姿も、いつもの朝より少なく、同市的岡にある住宅の庭の竹棒に止まったカササギ(カラス科)も濃紺の羽を雨で濡らしていました=写真下:午前6時50分撮影=。
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2006年09月17日/〈日記〉018・台風13号接近前に「筥崎放生会」に行く

2006-09-17 17:14:37 | 日記
福岡市東区、筥崎宮の秋季大祭「筥崎放生会」に17日午前、細君と西鉄宮地岳線の電車で行きました。例年、境内で開かれる古本市「古本まつり」を覗いて掘り出し本を探すのが楽しく、同放生会最終日が18日と迫るなか、台風13号接近の前にと強行しました。無事帰宅後、午後4時すぎには風雨が強まって同線も運行中止となり、家の中で台風の通過をじっと待ちました。

 小雨の降るなか、筥崎宮拝殿前は家族連れの参拝客が次々に往来=写真下:午前11時12分撮影=。



参拝客に筥崎放生会名物で人気なのが素焼きの〝放生会おはじき〟ですが、境内には「奉祝悠仁親王ご誕生記念 おはじき」=写真下:午前11時15分撮影=の展示や、


吹くとチャンポンと音が鳴るガラス製玩具「ちゃんぽん」=写真下=:午前11時15分撮影、


サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会の日本代表中村俊輔選手の書「日々の努力」=写真下:午前11時16分撮影=のほか、


漫画家・長谷川法世さんの絵「川上音二郎、マダム貞奴」=写真下:午前11時19分撮影=の掲示、


華道池坊福岡支部の生け花展示=写真下:午前11時16分撮影=


などもあり、参拝客の目を引いていました。


 古本まつり会場の参集殿1階は、お目当ての本を求める客で賑わっていました=写真下:午前11時51分撮影=。


結局、吉村武彦著『古代天皇の誕生』(角川選書)と朝日新聞西部本社編『九州のうた100』(朝日ソノラマ)、『日本の工芸 1 染』(淡交社)、『日本の工芸 7 織』(同)の4冊を購入しました。
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2006年9月17日〈津屋崎の四季〉011:台風13号が九州接近

2006-09-17 08:28:39 | 風物
 非常に強い台風13号が夜にも九州上陸の気配となった17日、福津市津屋崎は朝から小雨模様です。自宅近くの同市在自の道路を散歩していると、田んぼにダイサギ(サギ科)が佇んでいました=写真は午前6時40分撮影=。



台風が接近しているのを知る由もありませんが、純白の艶のある羽と嘴の黄色がくっきりと浮き出て綺麗でした。

 津屋崎では、早稲の取り入れが終わった田んぼも少しはありますが、大半の水稲はこれから収穫時期を迎えます。8月に襲来した台風10号では、同市新東区の田んぼの稲が強風でなぎ倒されているのを「ブログ〈日記〉007・台風被害」で同月23日に紹介しました。台風13号では、同じような被害が出ないよう祈りたいですね。
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2006年09月16日/〈日記〉017・「つやざき千軒民俗館『藍の家』」で「第6回まり祭」始まる

2006-09-16 14:56:02 | 日記
●写真上:「まり祭」会場いっぱいに飾られた糸まり=福津市津屋崎の「つやざき千軒民俗館『藍の家』」で、06年9月16日午前11時10分撮影

 
 福岡県福津市の「つやざき千軒民俗館『藍の家』」で16日、同市西福間、塩毛信子さんら糸まり制作グループ40人の作品展示会「第6回まり祭」が始まりました。細君と観てきましたが、同県柳川市の吊るし雛〝さげもん〟の柳川まりのように鮮やかな糸まりで感心しました。

  『藍の家』1階座敷の会場には、塩毛さんの「まり教室」で学ぶ市内の主婦らの力作を展示=写真上=。絹糸1本1本で緻密な細工を施した美しい糸まりぞろいで、華やかな雰囲気です。長寿で夫婦仲の良い2羽のツルを描いた「連理比翼の鶴」も飾られ、雨模様のなかを訪れた女性や家族客らの目を楽しませていました。入場無料。30日まで。『藍の家』の開館時間は午前10時―午後4時、電話番号は0940-52-0605。

 1階の土間には、津屋崎飴や「つやざき八景」の絵葉書などを展示した物産おみやげコーナーも。私の吉村青春第一詩集『鵲声―津屋崎センゲン』=写真下の棚下段左端=や、

細君の手作りで人気の帽子=写真下=

も置かせていただいていますので、ご覧ください。


◆「つやざき千軒民俗館『藍の家』」の交通アクセス=〔電車・バスで〕西鉄宮地岳線津屋崎駅下車、徒歩15分。JR鹿児島線福間駅下車、西鉄バス津屋崎橋行きで20分の「元国民宿舎前」で下車、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約25分。駐車台数3台(臨時駐車場あり)。
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2006年09月16日/〈今月・来月の行楽・催事案内〉003

2006-09-16 07:32:57 | 行楽催事
〈9月・10月の行楽・催事案内〉追加1:「宮地放生会」のチラシ紹介です

●写真:「宮地嶽神社秋季大祭」の案内チラシ。メーンイベントの御神幸行列で今年の〝祭王〟をつとめる演歌歌手・神野美伽さんの顔写真も入っています=06年9月16日午前6時スキャン

9月

◆宮地嶽神社秋季大祭(宮地放生会)=福津市宮司の同神社、21日(木)~23日(土)


▽21日(木) ☆太鼓の夕べ:午後7時から宮地浜の特設舞台で、太鼓を演奏。

▽22日(金) ☆「fm fukuoka BUTCH COUNTDOWN RADIO」公開生放送

        :午後5時から番組DJ・BUTCHさんの爆笑・炸裂トーク。 fm fukuoka によると、出演はブチカンのパーソナリティーの斉藤ふみ、笑子、安達ひでやも加え全員集合。ゲストは、K・ナナムジカ・波田陽区の豪華な顔ぶれ(予定)。詳しい問い合わせはfm fukuoka 092-781-6181へ。

☆ ねがいかなえ開運花火大会:午後8時から約3000発の「夢花火」を夜空に打ち上げ。

▽23日(土)☆御神幸行列:正午に宮地浜スタート。

例年21日に神輿、十二単姿の〝祭王〟らが進む荘厳な御神幸行列を行っていましたが、今年は行楽客が見物しやすい祝日の23日に変更。また、行列も海岸の宮地浜を正午に出発、神社まで約2㌔の参道を平安絵巻さながらの衣装で進む「お上り」で楽しんでもらう趣向に。行列を統率する〝祭王〟は、演歌歌手の神野美伽(しんの・みか)さん(41)です。

問い合わせは、宮地嶽神社(0940-52-0016)◆交通アクセス=〔電車・バスで〕西鉄宮地岳線宮地岳駅下車、徒歩10分。JR鹿児島線福間駅下車、西鉄バス津屋崎橋行きか、神湊波止場行きで約5分の「宮地岳宮前」で下車し、徒歩5分〔車で〕九州自動車道古賀インターから約20分。駐車台数1200台。

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