昨日、トヨタの営業の方の話を書きました。
どちらかと言えば悪い話なのですが、本日はよい話を書きたいと思います。
トヨタのクルマを購入することはできず(無視されて・・)、スバルのクルマを購入の手続きをしました。
スバルのクルマに乗っていましたが、今回の営業の方は初めて会う方でした。
電話でアポイントを入れてた時に、「自転車(ロードバイク)で行く」と話していたのですが、その際に「気を付けていらしてください」と言われたときの嘘くささというか社交辞令のような感じではなく、こころから心配しているように聞こえたのです。
クルマの購入ってかけ引きの部分が大きくて、「どれだけ高く売るか、どれくらい値引けるか」という利益相反の状況になり、「どこで折り合いをつけるか」ということになります。
お得に買えたかについての答えは営業側しかわからないので、自分の納得する時点で終了とすることになります。
そのポイントが微妙なんです。
ただ、先ほどの「心から心配していると思った」ということで、信頼感というか、交渉が厳しいもの(とくに心労的なもの)にはならないという感じを受けました。
実際に会って話してみたのですが、その印象と変わることなく、誠実なお人柄でした。
細かいところで抜けているところもありますが、そのお人柄の良さで許せてしまうのです。
営業のテクニックを書いている本がありますが、それ以前にお人柄とか仕事に対する姿勢とか、そういうモノを持っている人が売れるのだろうと思います。
人が介在する営業がだんだん減ってきていますが、それがなくなるときまで、営業で一番重要なのは人柄だと思います。
使い古された言葉ですが、WIN-WINの関係を構築することが交渉するうえで重要なことなのです。
(オーディオブックつきです)
(本)