6/30 くう
大友良英(g) 類家心平(tp) 今込 治(tb) 水谷浩章(b) 芳垣安洋(ds)
久々の「くう」は大友バンド。(昨年の大友祭りからもう1年か・・)
チャーリー・ヘイデンの「チェ・ゲバラに捧げる歌」から始まりショーター、ドルフィ等、選曲はツボ。
曲のテーマ後のソロ回し、大友ノイズギターはいつもどおり切れ味が良い(ノイズギターを”いつもどおり”と表現していいのか・・)のだが、フロント陣にどうも心踊らない。
類家トランペットに期待していたのだが、火が付かない・・・
大友以外は”真っ当なジャズ”をやらせれば相当なメンバーなんだろが・・・
これなら、ターンテーブルソロとかインプロ系の人とかフリー系のサックスでもいた方が・・・
たまたま隣に座ったフリーの大家JOE氏に疑問をぶつけたら
「これは大友氏がジャズをやるというバンドフォーマットを楽しむものである。邪心を抱かずに素直に聞くべし。」と
言ったかどうか・・
「ノイズとジャズの微妙なブレンドをお楽しみ下さい」ということか・・・
ある意味今回も”何なんだ?!”という気持ちにさせられた、やっぱ大友の音楽か・・・