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初乗りFDA鹿児島便

(FDAの鹿児島便)

本日より鹿児島へ出張。富士山静岡空港からフジドリームエアラインズ(FDA)の鹿児島便に初めて乗った。搭乗券は同行のG氏が取ってくれた。聞くと、運賃は60歳以上はドリームシニアで26800円であった。シニアの割引は定価からは14000円引きになっている。シニア割引と聞くとニヤリとする自分がいる。特割はあるけれども、定価が40800円というのは高すぎると思う。鹿児島の人たちの話では、セントレアへ降りて来た方がはるかに安いと話していた。

フジドリームエアラインズは富士山静岡空港を拠点に設立された航空会社で、鈴与の100%子会社である。この7月23日より就航した。路線は現在、静岡-小松線、静岡-熊本線、静岡-鹿児島線の3路線だけである。運航する機体はエンブラエル170型機で、赤とライトブルーの2機だけである。

昨夜、夕立で激しい雨が屋根を叩いた。久しぶりの恵みの雨であった。明けて今朝は快晴、秋風が吹いて急に涼しくなった。空港では11時にG氏と待ち合わせた。空港までハイキングの団体が取付け道路をたくさん歩いていた。見学者で随分賑やかであった。

鹿児島便のスカイブルーの機体がポツンと一機だけ止まっていた。搭乗者は76席のうち、3分の1ほどであろうか。ビジネス客が期待できない日曜日は特に乗客が少なかったのかもしれない。富士山もしっかりと見えていた。今は富士山に雪が無いが、初冠雪も近いことであろう。

搭乗して滑走路脇で待つ内に、熊本から戻ってきたレッドのFDA機が遠州灘方面から降りてきた。今日は北西の風がやや強く、掛川方面へ飛び立った。ずいぶん急角度で上昇しているように感じた。1時間半弱で鹿児島空港に着いた。10時半に家を出て、2時には鹿児島空港に着いているのだから、速いには速い。ただ到着時間が中途半端で、その日、鹿児島でビジネスにしろ観光にしろ動くには時間がなく、ホテルに入るには早すぎた。

他にはさしたる感動もなく、機体が小さいだけでセントレアから乗るのとそんなに変らなかった。ただフライトアテンダントの女性の一人は就航記念の冊子に載っていた顔であった。

スチュワーデスがいつからフライトアテンダントと呼び名が変ったのだろう。男女雇用均等の精神から変えたのであろうが、看護師の呼び名も同じで、名前だけ変えても労働条件など実質が何も変らないのでは意味が無い。いかにもお役所の考えそうなことである。スチュワーデスと呼ばれていた頃は、待遇も良くて若い女性たちの憧れの職業であったが、フライトアテンダントと呼び名が変わって、条件も下がり憧れの職業でなくなったように見えるのは皮肉である。それにしても、記述する時はわざわざ女性と断りたくなる。スチュワーデスならそんな必要が無い。せっかく良いイメージの言葉を一律の基準で排除してしまうのは文化の破壊だと思う。(ちょっと大げさか)
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