年々雪が少なくなっているが今年は極端に少ない。
いつもの年だったら、まだ雪に覆われているはずの畑には、黒い土が広がっている。
風当たりの少ない地面には、もうクロッカスが芽をだし日一日ごとに伸びている。
降れば降ったで厄介な雪も、今年は懐かしい気持ちもあって、2月のある一日、豪雪地帯と言われる西和賀町を訪ねた。
北上線の駅を一つ進むごとに、田んぼの雪が増えてきているのがわかる。
列車の運転席の隣りに陣取った保線要員が前方の雪を睨んでいる。
時おり斜面を見つめるのは雪崩や落雪を気にしているらしい。
ほっと湯田駅前はかき上げた雪の山にびっくり
ほっと湯田から、バスに乗り換えて西和賀高校で下車、時折前が見えなくなるほど
吹雪く道を15分 槻沢温泉「砂ゆっこ」を訪ねる。
45度の暖かい砂に埋もれて15分あまり、噴き出る汗は1㍑近くになると言う。
乾いた喉に冷えたビールはこたえられない。
地元の人は、やはり今年の冬は雪が少ないとのことだったが、どうして、どうして!
雪と「砂ゆっこ」楽しんで、帰りも電車を乗り継いでたった1時間ほど、我が家周辺はやっぱり雪がない。
と、思った翌日は朝から雪降り、この冬一番の積雪、やっぱり春はまだまだ。
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