赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

▼有馬街道

2022年12月05日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法

以下、昔の記事で恐縮だ。つい先日も、下の街道を歩いてみた。冒頭の写真に写っている商店などは軒並み昼間からシャッターを閉じていた。写真は五年前のものである。この道を、20分ほど行くと東急の鷺沼駅にぶつかる。

 

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2017.04.20 川崎市 

本日は他にやることもなく東急田園都市線の鷺沼駅より南武線武蔵小杉駅をめざして有馬街道を南下した。

 

 

 はなみずき

 

 

 

 さきほど例の赤っ恥掲示板に書き込み候や以下の記事をば投稿せむ。

 
>上智大の渡部昇一名誉教授に訃報。

半年ほど前のこと、書店で渡部昇一さんの近著を立ち読みしていた。新書版だったと思うが書名はわすれた。おそらく当のご本が彼の遺作となったであろう。老人問題のことが書かれてあった。なぜ、近年、日本人はこうも長生きするようになったのかという命題に、一言の下に答えられていた。たくさんの人々が、ああでもない、こうでもないと中途半端な俗論を小出ししてくるばかりで、老人問題には食傷気味の昨今。さて、みなさんはどう思われるだろうか。それは何と言っても、電化による冷暖房完備のせいだと渡部教授は書いていた。ヒトという動物だけは、とりわけ現代日本にいたっては、めったに寒風にさらされることも何時間も酷暑にさらされることもなくなった。年中常温の温室のなかに入っているようなものなのだから、そりゃなんぼでも生きられるだけ生きられる・・・ようになったのである。これは屋内で飼われている犬猫のペットも同じで、昔に比べれば彼らの寿命も倍は増えていると聞く。もちろん冷暖房機器ばかりではない。電気釜、電気洗濯機、電気冷蔵庫等々の家電の普及がヒトサマの寿命をどれほど、のうのうと延命させているかは自明のことであろう。

 

 

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