赤いハンカチ

てぇへんだ てぇへんだ この秋はスズメがいねぇトンボもいねぇ・・・何か変だよ

▼カラオケ屋の帰り道

2024年03月07日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法

以下、あいかわらず昔の記事の再掲で申し訳ない。

 

2017.02.09 横浜市

 

 昨夜から、「蛍の光」が繰り返し脳裏を流れていた。時節柄か。そこで今日のカラオケは「蛍の光」を中心に唱歌を主として選曲し声を張り上げてきた。「蛍の光」「仰げば尊し」「荒城の月」「花かげ」「十五夜おつきさん」などなど。

 

 

 

2017.02.17 川崎市

 

  

 

 

 

 

 

2017.03.03 横浜市

 

 

>演歌は時代遅れ

その俗論はよく耳にするところですがカラオケの実態を見てみれば、世代にもよるのでしょうが実際に歌われている多くの曲がいわゆる懐メロや流行歌が多いのではないでしょうか。カラオケシステムに登録されている曲数は、どのメーカーのシステムでもおおよそ3000曲余りと聞きますが過半数は演歌・流行歌の類のようですよ。昔の流行歌は誰にでも歌い易くできているからでしょうね。さらに唱歌はもっと歌い易い。

わたしは中島みゆきのファンで彼女の歌はどれもこれも大好きですが、今のところは聞くだけですね。もちろんみゆきさんの曲はカラオケにも登録されていますが、いざ歌わんとしても難しくてとても自分では何一つ歌えません。


> それと演歌は日本の音楽ではない。

滝廉太郎の「荒城の月」にしても日本の音楽ではなく西洋の声楽だといえば言えなくもないのですから。明治以降、和洋折衷があらゆる文化芸能分野で計られたのですから。せんもないことです。日本的な音楽といえば、小唄、長唄、清元、浄瑠璃ぐらいなものだったのですから。楽器は三味線、尺八、笛、太鼓に限られています。各地の民謡、盆踊り歌なども多くは明治以降に作られたもので、すでに十分に「洋」が入っているのです。

 

 

 

2017.02.06 川崎市 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしのばあい、あと数年はカラオケ三昧だ。健康ならば75歳まではカラオケ声楽を満喫できるだろう。それが終わったらMOKU氏(『転居のいきさつ』新潮社)のように小説を書こうと思っている。これで生涯の総決算だ。言っておくが、あとは野となれ山となれが拙者のモットーだから葬式墓場は無用だ。

 

 

 

 

2017.02.23 横浜市

 

 

 

 

 

 

先ほど上のように書いたが、いくら健康であったとしても75歳から小説を書きはじめるのは遅すぎるような気がしてならない。今や夢中になっているカラオケも後二三年たてば飽きてくるにちがいない。そんな気分になったらもうけモノという按配で、そのときはさっそく小説を書き始めようと心得る。いっそ満七十を境にカラオケから文学へと転向するのがよいだろう。そんなことを考えていると、ますます、わが老後が楽しみになってくる。取らぬ狸の皮算用だという周囲からの声が聴こえてくるがまっ何が起こるかしれたものではない。

わたしの一人カラオケは、ただ歌うことを楽しんでいるというよりは、よほど音楽と声楽の訓練、またボイストレーニングであることを念頭においている。こうして連日カラオケに通うようになって半年ほどがたち自分から言うのもなんだが成長は著しい。

昨日もそうだったのだが最近はマイクを使わない。伴奏はスピーカーから流しておき歌声は生のままで勝負できるようになった。若い頃からのわたし持ち前の朗々とした歌声は、マイクなしでも部屋中に響き渡る。

また最近は声の調子さえよければほぼカラオケシステムが設定している通りの原曲キーのまま歌えるようになった。素人には高い音がでないものだから設定されているキーからフラット一度か二度は下げて歌うのが一般的だ。

さらに先日も申したことだが流行歌よりは唱歌を好んで歌うようになったのも音楽の妙に近づいてきた証拠だと思っている。流行歌は誰が歌っても上手に聴こえるようにそもそもがそのように出来ている。それは「こぶし」と「ビブラート」を多用しているからだ。

クラシックの声楽曲にこぶしやビブラートはまったくないとは言わないが過小である。あくまでも正規の音譜通りに声をどこまでも伸ばしていかなければならない。それに流行歌のばあい、音程差がすくない。たとえばナポリターナとして有名な「オーソレミオ」や「サンタルチア」にしても、その音程差は唱歌や流行歌の比ではない。

わたしの最近の成果は「荒城の月」をハイバリトンで歌い上げることができるようになったことと若い頃からの憧れの歌ナポリターナの何曲かをカタカナ風イタリア語で歌えるようになったことだ。

 

 

 

 

 

2017.03.07 川崎市

 

 

  

 

 

 

 

 

結局、今日はカラオケ屋を二軒はしごし、またぞろ唱歌を歌ってきた。



十五夜おつきさん

     作詞:野口雨情
     作曲:本居長世


十五夜おつきさん ごきげんさん
ばあやはおいとまとりました

十五夜おつきさん いもうとは
田舎にもられていきました

十五夜おつきさん かかさんに
わたしはもいちどあいたいな





替え歌を作った。


十五夜おつきさん 鈍角さん
屋台のおでんが大繁盛


十五夜おつきさん 泥炭さん
人付き合いにはこりごりしたと申します


十五夜おつきさん 渡邊さん
モクモク文書改編中


十五夜おつきさん やすまるさん
もいちどわたしはあいたいな


十五夜おつきさん ヨニウムは
ふんどし洗いに銭湯にいきました


十五夜おつきさん ピージーエムは
すべってころんで大分県


十五夜おつきさん かもめさん
数え70になりました


十五夜おつきさん 政幸君は
焼く肉食いにいきました


十五夜おつきさん MOKUさんは
田舎にもられていきました


 

 

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2 コメント

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Unknown (今井三段腹)
2023-10-04 11:19:09
フルハラの野郎、法政大学学生会館 - 今井政幸 2023/10/04 (Wed) 11:16:58 法政、がっかん、恐慌論ボックスに 住んでたらしいが、1990年、 消火器70本乱射事件、、 市ヶ谷学館追放説が。
返信する
Unknown (今井三段腹)
2023-10-04 11:20:58
フルハラの野郎、
2013年から、
名古屋、鉄道居酒屋、
十五夜に出没したらしい。
返信する

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