赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

▼さすがは英国です

2016年06月25日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法

先般のスコットランド独立をめぐる住民投票といい。今般のEU残留をめぐる国民投票といい。英国における国民主権と民主主義というものは本物ですね。こうした国家の重大案件を、国民投票にゆだねることができる、その大胆な、そして徹底した民主主義に対して、改めて尊崇の念がわいてきました。

反対に先日、中国のある村では村長さんを選ぶために選挙を挙行したところ。村長さんをはじめ関係者が逮捕されてしまったというではありませんか。この国では選挙そのものが違法行為になってしまうのですから、なんともかんとも言葉を失います。

中国ばかりではありません。わが国の場合も似たようなことがありますね。憲法改正です。たった一条すらも、反対勢力や国民投票が怖くて改正するに至れないのですから。

 <世に倦む日日> ・・・(略)・・・仮に2年後にもう一回国民投票をやったら、離脱派の方が数が増えていると思う。EU崩壊は流れだ。食い止めるのは難しい。下手をしたら、英国内で内戦が起きるんじゃないか。


仮にEUが崩壊しても、当たり前のことですが英国がそうであるように加盟各国はそれぞれが国家として成り立たせてきたわけであり最低限の安全弁は構築されているはずです。知りもしないで大げさに吼えなされるな。ったく。世に倦むつぁんのヒステリは手がつけられませんね。

欧州各国は経験済みです。ベルリンの壁が崩壊したときも、旧ソ連が崩壊したときも、なんとかやりくりしてきたのです。それらに比べればEU崩壊は、たいした問題ではないと思いますよ。それに、英国の離脱が決まったとは言っても、なにも欧州から鎖国するわけではないでしょう。なにが内戦が起きるだ。そうも煽情的になるもんじゃありませんよ。しばらく静観していなさい。気になってしかたがないなら自身が飛行機に乗ってロンドンでもベルリンでも行って、その目で見てきたらよいのです

 

 

 

コメント (1)
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