今を遡ること17年前。米は一粒たりとも入れねえぞ。と臨んだガット・ウルグアイ・ラウンド(以下GU)にて、米を高関税で守る見返りに受け入れたミニマム・アクセス米は増え続け、現在80万㌧になりなんとしております。新聞報道などにによると、これらのうち行き場がなくなり国内で廃棄処分にされている米は1000㌧以上だとか....。何よりも、高関税で米や米農家を守れるはずであったのに、米価は1表24,000円から12,000円と暴落。農業従事者も410万人から260万人に激減....。高い関税を掛け、米を輸入しなければ米や農家を守れたはずなのに....と言うことであります。自分の周りを見渡すと、じいちゃん、ばあちゃんが昔から続く田んぼや畑仕事をしているけれど、子供達は継がない....。長男は家に残り、田植えや稲刈りは手伝うけれど、いつもは近隣の工場等でサラリーマンをしている。農業は専ら、じいちゃん、ばあちゃんとお嫁さんで。工場勤めをしていたご長男もそろそろ定年退職....。その子供達も農業は継がず工場勤務....。農業に戻るか?と思っても、じいちゃん、ばあちゃんも体がしんどくなってきて.....。農家の息子としてはTPP参加に反対と言わねばならないけれど、参加せずに日本の製造業の競争力が落ち、自分の息子達の工場が閉鎖になったら大変だ....。こんな声、良く聞こえて参ります。日本は資源に乏しく、海外から資源を購入して、それらを加工して輸出。その稼いだ外貨によって経済活動が成り立っているのは紛れも無い事実。近隣にある工場群が地方都市の雇用に多大な貢献をしていること、これまた事実。17年前、欧州や韓国は声高に農産物の高関税化を叫ぶのをやめ、農業は国民の総意によって直接支払いで守っていくという選択をしたんだそうです。高関税で入れないのではなく、市場は開放するけれど、買うか買わないかは自国民の選択。無理強いはしないでね....と。仮に市場開放によって農産物価格が半減しても、それは直接支払い政策によって差額分を埋める....。なぜならば農業は食糧を生産する“だけ”の産業ではないからだ....。続きは次回に。写真は本文とは全く関係ありませんがある日の銚子港。久しぶりのサバの大豊漁。水揚は夕刻を過ぎ夜中に及んでおりました。サバを購入した加工工場の方々はそれから選別加工....。仕事の終了は深夜を越えて朝方まで....。
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昨日初めて知ったのですが、大学・翻訳・カンパニー=DHCと知り3文字英語とはかくも奥ゆかしきものなのかと改めて思いました。
さて本題ですが、JAPAN BRANDというもののありがたみを一番わかっていないのは日本人であると思います、思想論を展開するわけではないのですが、どうも近隣のKとかCには古くから悪いことをしたという罪悪感があるらしく、こと外交では弱腰のような気がしておりましたが、そもそも論として、大和(戦艦じゃない)とは大きな和のことですですので我らのDNAには争うということは少ししかないはずです、それを勘違いして侵略してガツンとやられて凹み続けて70年たったというのが現在のような気がします。電話の応対でも、すみませんとか、申し訳ございませんから電話がスタートするのは日本人くらいでしょう!米人は直訳すると「俺がしゃべってる」ですからね。
前置きが長くなりましたが、少子高齢化のマーケットにしがみつくのか?日本の果物・野菜を欲しい人たちのターゲットを日本から近隣諸国に拡大するかではないかと思います。
ここでTPPの縮図的お話を、ある中国人出稼ぎ労働者が自転車を買いに来た際に店主に行った言葉で、「MADE IN JAPANの自転車をくれ」といってきたそうです、出稼ぎ労働者とわかったので「こっちの自転車のほうがやすいよ」と進めたところ「中国製はいらない」といったそうです。
なにをかいわんや!日ノ本の技術・農作物まだまだ捨てたもんじゃないですよ!
生の場合EUまでいけるのか?という人もいますが氷温熟成とかの技術がありますよね!
日本人の気付いていないことは、複合技で攻めることが苦手なのではないでしょうか?
大和魂とは、大きな和をもって尊しとするですから、決して玉砕とか言う意味じゃないですから。
正体がばれているので、「お前が頑張れよ」といわれそうですがね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おそまつ!