新聞見ていましたら、米国産牛肉の輸入量が増えており、今月18日にもSG(セーフ・ガード)
緊急輸入制限措置が発動される見込み...。これにより米国産牛肉の関税は現行の25.8%から38.5%
へ一時的に引き上げられることになった...。そんな記事を見付けました...。
コロナ禍で外食需要が減り、ちょっと前まで国産牛肉を食べて応援しよう...。そんな状況の中で
牛肉輸入がそんなに増えてたのか?...と思いましたが...。これは輸入量全体が伸びている訳でなく、
あくまでも“米国産”が基準値を超えた為の措置で影響は軽微であると...。
久しぶりに目にしましたSG...。20年以上前、食肉担当者時代に何度も目にし、耳にした用語。
私が新入社員の頃は、牛肉輸入自由化の2年目...。食肉業界全体が熱を帯びていたように感じま
した。関税は50%から2000年に向けて段階的に38.5%まで引き下げられていく...。
関税が下がれば、高級品のイメージの強かった牛肉が身近になり、ビジネスチャンスも増える...。
他方、国内生産者から見れば、安価な牛肉が大量に輸入されれば、国産牛肉の相場は下がり、
生産者にとって壊滅的な打撃になるとの懸念もあり...。この話題、少し続けます。
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