写真キハダマグロ...。キメジと呼ばれるキハダマグロの幼魚、カツオの混獲として揚がっており
ました...。銚子港・初夏の風物詩...、カツオ・キハダの水揚げが最盛期を迎えております...。
銚子のカツオは巻き網船によるものが殆ど...。漁場が同じなのでしょう、キハダ混獲多いです。
キハダは水っぽいとか、関西中心で関東では売れないとか20年ほど前はそう聞いておりました
が、現在は殆どそのようなことを聞かなくなりました...。水揚げや輸入量が減少し、そんなこと
言っていられないということもあるのでしょうが、何よりもキハダの美味しさに気付いた所以かと。
水揚げの前日、知人廻船問屋さんの携帯電話は鳴りっぱなし状態でありました...。明日~時頃の
入港予定。カツオ~㌧、キメジ~㌧。他港の相場状況やら、買い人さん達への周知やら、せっかく
水揚げしてくれる船の方々に相場暴落では申し訳ない...と実に様々な動きをしておりました...。
海に出て網を入れれば魚が獲れるわけでないし、市場に広げれば魚が売れるというものでもない。
そこにはやはりプロがいて、プロの仕事があって初めて成り立つ世界があります。漁業はまさに
そう...。獲れなければ売れないし。売れなければ獲れない。海と陸の連携プレーであります...。
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