銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

かまぼこ原料が...。

2021年12月25日 | 日記・エッセイ・コラム

先日、かまぼこのこと話題にしましたが...。知人の蒲鉾職人(千葉県)...、この方私より年下
なのですが、蒲鉾製造の技術は超一級で、仕事に向かう姿勢その他、深く敬服しております。
連絡ありまして、年末のかき入れ時...忙しいでしょ...と言ったら、原料が無いんです...と。

一般的に最近の蒲鉾は冷凍のすり身(スケソウダラ・冷凍品)。しかしながら先般の話題で
はありませんが、一級職人はハレ(正月等)の日用は水揚げ直後の新鮮な原料、しかも
白グチを使う...。その白グチ(バックナンバー銚子の魚参照)が全く揚がらない....。

白グチ...の話が銚子の知人(廻船問屋さん)から船に伝わり、そうか白グチか...と言いながら
漁師さん方、漆黒・極寒の海に出て行きました...。白グチを狙って漁をする訳でなく、この日
はブリ狙いのようでしたが、漁師の経験則...あの漁場なら混獲で入るかな...と。

自然相手ですので、こればかりは致し方ないのですが、もしなかったら?と聞いたら、今年の
スペシャル蒲鉾(生の白グチ使用)は作れないな...と寂しそうで...。もし水揚げがあれば、
27日に製造。ちょうど私は27日その場(蒲鉾製造現場)に...。さてどうなりますか...。





最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さっこーみーばい)
2021-12-26 12:58:30
蒲鉾の話、大変興味深いです。地元の沿岸魚を使った蒲鉾の製造を末永く守っていってほしいですね。八重山でも蒲鉾は人気ですが、原材料はスケトウダラなど、地元では捕れない魚を使っていると聞きました。一方で、「八重山近海で捕れる魚の蒲鉾は美味しかった」という声も聞いております。しかし、コスト面で、なかなか厳しいようです。頑張って下さい!
返信する

コメントを投稿