韓国は“大規模化”で国際競争に勝つことなど出来ない事を認識し、またそもそも食糧、環境に関して国際競争に勝つ?とはどういうことだ。という人間が生きる上での根本要因に気付く。勝ち、負けなんかないでしょう(それより、一生一回の貴重な人生を、豊かに幸せに生きるにはどうあるべきか?を問い、行動する)農業が地域環境を保全している事を評価し、都市で溢れた4人(昨日掲載の上京した5人のうち4人)を地方に返す政策を実行に移す。あれ、これは江戸時代の“人返し”令に似ている。飢饉になり農村に暮らしてた方々が食べて行けず、とりあえずお江戸に。と上って行くが、お江戸では人が溢れかえり、仕事はなくなり治安が悪化する...。老中・松平定信は人返し令を出し、それら方々を地方に返せと言うが、それだけではいけませんぜ、という事で鬼の平蔵・長谷川平蔵は職業訓練学校を作り、手に職を付けさせてから地方に返す....。ちょっと余談が過ぎました。でも似ている....。韓国は高い関税で輸入を制限ではなく、韓国民に“身土不二”の思想を思い出してもらうよう韓国民の心に訴える。都市は国の中心であるけれど、都市だけでその国の人口すべてを養う事は出来ない。都市が農業を放棄しても、地方で農業に従事してくれている人がいるから“国産”商品を食べる事が出来る。上京組は立身出世を目指し、あるいは都市での幸せな生活を願って懸命に働くけれど、その心の原風景は一生消える事がない。子供の頃の風景、仲間、それが人間の基礎を形成している....。韓国は環境政策の一環として農業を支援。韓国民は関税ではなく、自分達の税金によって食と環境を守ろうとしている。まさに身土不二。聞くところによると、韓国は関税を撤廃したとかしないとか。要するに、無税で安価な輸入食品が韓国に入ってきても、韓国民はそんな商品は買いませんよ。だって身土不二だから。国内農業を応援します。くだらないところに公的資金投入するなら、我々の命を守る農業に投入してください。みんなで国内生産者を応援しましょうよ。そこには生産者、消費者という無機質な区分けではなく、みんなでどう生きていくか?を懸命に考える姿があります。遠いところの話ではなく、お隣の国の話です。
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