銚子・角巳之・三代目

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日野市へ②

2009年11月18日 | 日記・エッセイ・コラム

025_2026 日野市はゴミの分別、生ゴミのリサイクル等、全国トップクラス。生ゴミは堆肥化され、近隣の農場に散布され、そこで生産された小麦(確か農林61号と言う品種)がうどん等に加工され...。うどんは高名な武蔵野うどんの聖地。その他、様々な野菜等が生産され、それらは学校給食で優先的に利用され....。東京都は食料自給率1%未満と言われております。広域流通の時代、それが何なんだ、千葉や埼玉、近隣の産地から運ばれてくるからいいじゃねえか~。輸入品だってあるし...という意見もありますが、果たしてそうなんでしょうか? 写真左がビオトープ。生物を育むために作られた人造の池(湿地)とでも訳しましょうか。ここにホタルの幼虫が生息している訳であります。ホタルは環境感受性が非常に高い生物。要するにきれいな水、空気、土....という環境下でなければ生きていけない。人間は反対に環境に鈍感...。時あたかも生物多様性国際年(2010年)を前に、世界中で生物多様性に関する様々な取り組みが行われております。TV,新聞、雑誌等でも特集がかなり増えて参りました。これは決して情緒の問題だけじゃないんですよ....ということなんですが。どこで誰と生きていくか、当たり前のことでありますが、そんなの個人の自由であります。生物が全く住めないような環境下で、言い訳に終始して生きるか、春の息吹から桜梅桃李が咲き乱れ、夏にはホタルが舞い、秋にみんなで収穫を祝い、冬でも心が暖かな場所で、言い訳じゃなくてどうしたらできるかを考え行動する仲間とともに生きるか....。結局、今自らが生きている環境は、そこに暮らしている人々が決めること....と言うことでしょう。毎度のことながら、日野に行くたび考えさせられる。というよりも具体的一灯を!ということだと思っております。


日野市へ①

2009年11月18日 | 日記・エッセイ・コラム

012 018 既報の通り、日野市に行って参りました。私にとっては、もう11月の恒例行事....。一昨年の報告では、甚だ恐れ多いことながら、伝教大師(最澄)のお言葉をお借りして、これらの活動は“一隅を照らす”.....と。まさに一隅を照らす、これすなわち国宝なりや....であります。昨年の11月は参加しておりましたけれどブログは休止中....。やはり一隅を....と。で、今年...。やはり一隅を照らす....と。一人ひとりの力は小さいけれど、各々が一灯を掲げ続ける。やがてそれらは万灯となって、社会全体を明るく照らす....。この模様は日野市のHPや関連HP等でも掲載されているようですから、詳細はそちらを。行政だけでなく、住民だけでなく、それらを繋ぐNPOだけでなく、町内会、自治会と言った既存の団体だけでなく、そこに暮らすすべての人々が、自らの住む街に関心を持って、積極的に活動する....。昨年ホタルのことを聞いたんですが、今年....、ホタルを復活させる“仕組み”が出来上がっておりました。来年の夏は、この地にホタルが舞い、一隅のみならず、それに関わったすべての方々に大きな感動の光が降り注ぐことでしょう。東京にホタルです。だから何なのよ~、別にホタルがいなくたって生活に困るわけでナシ.....。という声も聞こえてきそうですが....。その言葉を吐いた瞬間、心が闇に覆われるのでしょう。